ヤマト運輸、新サービス浸透で4~6月期営業利益2割増
2016年7月13日
皆さん、こんにちは。
2016年7月13日の日経新聞朝刊にヤマトHDの次のような増益のニュースが載っていました。
「ヤマトホールディングスの2016年4~6月期の連結営業利益は前年同期比2割増の50億円程度になったようだ。4~6月期として営業増益になるのは3年ぶり。既存の宅配便より小さい荷物を運ぶ新サービスが消費者に浸透し、フリーマーケット(フリマ)アプリを通じた荷物の需要を取り込んだ。昨春のメール便廃止に伴う減収の影響も一巡した。」
新サービスとしては、「宅急便コンパクト」と呼ばれる小型の荷物を運ぶものや、郵便受けに荷物が届いたのをメールで知らせる「ネコポス」などがあり、これらによってフリーマーケット関連需要が大きく伸び、数量が前年比で数倍に増えていると言います。
ただ、いずれも単価が安いため、取引数量ほど売上高は伸びていないとみられるとのことです。
とはいえ、宅配サービスという成熟業界の中で、果敢に新サービスを開発し、結果を出していく姿勢は本当に素晴らしいと思います。