ヤマトHD、東京都/高齢者・子供の支援・見守りで協定、小池知事出席
皆さん、こんにちは。
9月2日のLニュースに次のような記事が載っていました。
ヤマトホールディングスは9月2日、高齢者やその家族が住み慣れた地域で、安心して暮らし続けられる地域社会の実現に向けた協定にそれぞれ締結したと発表した。
東京都とヤマトホールディングスはそれぞれが有する人的・物的資源を有効活用し、誰もが安心して暮らせる地域づくりに取り組んでいく。
高齢者等を支える地域づくり協定の主な取り組みは、高齢者等に対する「緩やかな見守り」の実施、認知症の方や家族を支える地域づくりへの協力、高齢者等の消費者被害の防止。
ながら見守り連携事業に関する協定による主な取り組みは、見守り要望箇所の走行、ヒヤリハット情報の共有、高齢者等への声掛け(あいさつ)、高齢者等の異常を認知した場合の対応、(メールけいしちょう)等への対応、特殊詐欺チラシ等の配布・説明。
今後の展開はヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸のセールスドライバーやヤマトホームコンビニエンスのテクニカルドライバーなど、顧客と直接接する社員を中心に実行し、地域の安全安心に貢献していく。
これから、どんどんと高齢化社会を迎えていく日本、高齢者の孤独死、高齢者を対象にした振り込め詐欺等、安心して暮らしていける環境が失われつつある中で、こういった取り組みを民間の企業が率先して行っていただけるということは非常に素晴らしいことだなと思いました。
しかし、その反対に一昔前までは近所の住民や高齢者の家族が上記のような取り組みを当たり前のように行ってきました。
今は昔と違い、それぞれのライフスタイルを重要視し、長男家族が自身の両親の面倒をみるようなことも少なくなりました。また他人の子供を叱ったり、注意したりなんていうのも昔では当たり前だったことが、今では他人の子供に話しかけようものなら通報されてしまうような勢いです。
昔は、誰もが当たり前のように上記のような取り組みを行い、地域で高齢者、子供を見守ることが出来ていました。私は、この記事を見て素晴らしい取り組みだと思った反面、昔であるならば、このようなことが記事になること自体なかっただろうなとも思い、複雑な心境になりました。