三陽商会、17年2月までに8ブランドを休廃止
2016年7月30日
皆さん、こんにちは。
2016年7月30日の日経新聞朝刊に「昨夏に英バーバリーとのライセンス契約が終了し、業績が低迷している三陽商会が8ブランドを休廃止する」とのニュースが載っていました。
2017年2月末までに計8ブランドを休廃止することとあわせて全体の1割強に当たる190の売り場を閉め、経営の立て直しを急ぎます。ただ、対象ブランドは公表済みの「プリングル1815」の婦人服と「ビアンカ・エポカ」以外は明らかにしていません。
また、16年12月期の連結業績予想を従来は売上高が770億円、最終損益は3億円の黒字を見込んでいましたが、下方修正し、売上高が前期比28%減の700億円、最終損益が95億円の赤字(前期は26億円の黒字)となる見込みだとしました。
バーバリーというビッグブランドに大きく依存する経営の危うさというものを改めて明らかにしてしまった形になった三陽商会ですが、独自のブランドや他社ブランドであっても、少量多品種で対応できる健全性を確立する機会としていただきたいと思います。