パナソニック、既存製品の受注増を受け宅配ボックス新製品の発売延期
皆さん、こんにちは。3月29日のマイナビニュースに次のような記事が掲載されていました。
「パナソニック エコソリューションズ社は3月27日、3月6日に発表した宅配ボックス「COMBO(コンボ)」シリーズ新製品の発売を延期すると発表した。
延期の理由は、昨今の宅配ボックス市場の急激な需要増加に伴い、既発売品の受注量が通常月の5倍以上と想定以上となり、製品供給体制が追いつかないからとしている。
インターネット通販の流行とともに、宅配業界では取り扱い荷物量が急増している上、人手不足も手伝って疲弊している状況が伝えられている。こうした状況を受け、宅配業界では配送ルールの見直しに取り組んでいる。
同社は3月6日、宅配ボックス「COMBO」シリーズとして、集合住宅用宅配ボックス(アパート用)「COMBO-Maison」、戸建住宅用宅配ポスト(住宅壁埋め込み専用)「COMBO-int」、戸建住宅用宅配ポスト「COMBO-F」を追加することを発表。いずれも電気を使わない押印機能を搭載している。
当初は4月3日に発売予定としていたが、6月1日に受注開始に変更となった。
既発売の宅配ボックス「COMBO」4種類(ミドル、コンパクト、スリム、ハーフ)は販売を継続する。」
このブログでヤマトさんの抱える問題を何度も掲載し、その問題は宅配業者さんだけの問題ではなく、消費者である私達も一緒になって考えていく必要があると伝えてきました。
この記事を読むと、消費者の間で少しずつ意識の変化が起こりつつあるのかなと思いました。
宅配ボックスの設置により住人が不在で、本来なら再配達をしなければいけないところを宅配ボックスが設置されているおかげで再配達の必要がなくなり、宅配業者さんの負担が軽減されます。
昨今の宅配業界の問題は再配達の多さだけではありませんが、少なからず宅配業者さんの悩みの種の一つです。
そうした悩みの種を業界内だけに留めるのではなく、全体で共有することにより、よりスピーディーで簡単に解決出来るようになるはずです。
今回の宅配ボックス新製品発売の発売延期のニュースは「既発売品の受注量が通常月の5倍以上と想定以上となり、製品供給体制が追いつかないから」だそうで、宅配業界にとって非常にありがたく、消費者の意識が変わりつつあることに気づかされるニュースだったのではないでしょうか。