日本産業車両協会/10月のフォークリフトトラック生産台数4.2%増
皆さん、こんにちは。11月25日のLニュースに次のような記事が掲載されていました。
日本産業車両協会が11月25日に発表した2016年10月のフォークリフトトラック生産台数は、バッテリー式が5113台(前年同月比10.0%増)、エンジン式が4830台(1.3%減)、トータルで9943台(4.2%増)となった。
この数字を見ると物流業界はこれから忙しくなるように思えます。
私共の会社がある富士市内でも倉庫の需要は高く、いい条件の倉庫は空きがない状況です。ここまでインターネットやECサイトが発達し、ほぼ全ての物が通販で購入できる世の中ですから、その商品を保管する場所の倉庫の需要はありますよね。
そうなれば、当然そこで使われるフォークリフト、トラックなども必要となり、上記の記事のように生産台数も上がります。
私達、物流業界の人間からすると非常にありがたくこれからが楽しみな話ではあるのですが、今のうちから懸念しておく必要があるのが、供給過多による業界内でのデフレです。
確かに低価格というのは魅力のひとつではあるのですが、金額だけでなく、その運送会社や倉庫業者の質というのも選択する基準の一つに考えていただきたいと思います。
金額だけでなく、もうワンランク上のサービスをお客様に提供することによって、ただ単純に金額だけの競争にならず、健全な企業本来のサービスに目を向けていただける様になるのではないでしょうか。
これから更に物流業界は忙しくなっていくと思われますが、お客様も業者も両者が満足のいく形でビジネスが出来るような仕組みを構築していくことが今後の物流業界にとって非常に大事なことだと思いました。