日通、中国アリババと通販で提携 日本製品を中国に輸送
2016年8月9日
皆さん、こんにちは。8月2日の産経ニュースに「日本通運が中国の電子商取引(EC)最大手アリババグループと通販事業で提携」とのニュースが載っていました。
アリババの通販サイトに出店する日本企業の商品を中国へ輸送するようです。中国では安全性などの理由から日本製商品の人気は高く、日通は通販による日本商品の購入が今後も増えるとみて、収益を拡大したい考えのようです。
アリババグループのオンラインショッピングモール「天猫」の国際サイトに注文があった日用品や化粧品などの商品を日本企業から預かり、航空便で輸送し、料金は競合する日本郵便よりも3割程度安く設定したそうです。
日通は商品を中国に運ぶ際の通関手続きも引き受け、サイトに出店する日本企業の利便性を高め、中国国内ではアリババグループが提携する別の企業が宅配します。
またこの2社は情報システムでも連携するようで、複雑化した通関手続きでも円滑かつ低コストが実現可能だとのことです。
このグローバル化した社会でいかにしてお客様を獲得していくか、非常に企業努力が問われる時代になってきていることを実感しました。