準中型免許制度、2017年3月21日スタート
2016年7月5日
皆さん、こんにちは。
ニュースというほど新しいものではありませんが、物流業界にとっては重要な情報ですのでここで整理します。
現在の免許制度では、普通免許で運転できるのが5トン未満(18歳以上で取得可)、中型免許が5トン以上11トン未満(20歳以上2年以上の経験で取得可)、大型免許が11トン以上(21歳以上3年以上の経験で取得可)です。
そのため、高校卒業してすぐに物流業界に就職した人は、一般的な2トントラック(佐川急便やヤマト運輸の小さなトラック)を運転することができないため、平成19年の中型免許制度開始以来、この業界の大きな悩みとなっていました。
この問題を改善するために、平成29年3月21日に新たに準中型免許制度がスタートします。
これは、普通免許で運転できるのが3.5トン未満(18歳以上で取得可)、中型免許が3.5トン以上7.5トン未満(18歳以上で取得可)、中型免許が7.5トン以上11トン未満(20歳以上2年以上の経験で取得可)、大型免許が11トン以上(21歳以上3年以上の経験で取得可)というものです。
これによって、高校卒業してすぐに物流業界に就職した人でも、準中型免許を取得することで、一般的な2トントラックを運転することが可能となり、この業界の大きな悩みが改善されることとなります。