アスクル、物流センターに仕分けロボット導入
皆さん、こんにちは。
2016年6月28日のNHKニュースウェブに通販大手のアスクルが物流センターに仕分けロボットを導入とのニュースが載っていました。
これは、物流の現場で取扱量が急増し、人手不足が深刻になる中で、アスクルが自社物流センターで商品の仕分け作業を行う最新のロボットの実証実験をはじめたことについての記事です。
このロボットは、商品を仕分けるため3つのカメラで商品の形や位置などを認識し、商品をアームの先に吸い付けて専用の箱に仕分ける作業を行います。
仕分け作業は商品によって形や大きさが異なるため自動化が難しく、人手に頼らざるをえないのが実情ですので、アスクルでは実験を通じて、ロボットの改善を進め、仕分けられる商品を増やし、年内にも実用化したいとしています。
ネット通販では、個人向けは夜間に注文を受けるケースが多いということですが、夜間、仕分けのための人手を確保することは年々難しくなっているということですので、実証実験の結果によっては、このロボットが救世主になるかも知れず、期待が高まっています。
今後も、通販の取り扱い量自体の増加とともに、少量多品種の傾向は加速していくと思われますので、人手不足は明らかに進んでいくはずです。
この問題の解決法としては、この国の人口構造を考えると、このようなロボットに技術向上と、移民の受け入れの二つしか選択しは残されていないことは明らかだと思いますので、このような動きとともに、具体的な移民政策の議論も待ったなしで行う時期に来ているように思います。