アマゾン構想「空飛ぶ倉庫」で特許出願 上空1万4千メートル飛行船からドローンで地上へ配送
皆さん、こんにちは。昨年12月30日の産経ニュースに次のような記事が掲載されていました。
米インターネット通販大手アマゾン・コムが、飛行船で空に浮かべた巨大倉庫から小型無人機「ドローン」を使って顧客に商品を届ける構想で米国の特許を出願したことが29日分かった。スポーツ会場など一時的ににぎわう場所への食べ物の配送などを想定している。
開発が具体的に進んでいるのかは不明だが、規制やコストなどの課題をクリアすれば実現可能性もありそうだ。
米特許商標庁の開示資料によると、旅客機が飛ぶより高い約1万4千メートルの上空に倉庫付きの飛行船を浮かべる。ドローンはほぼ垂直に降下して動力を節約。品物を届けた後は上空には戻らず、地上の拠点に向かう。
アマゾンの発想には毎回驚かされますね。
もう映画の世界での話のようですがアマゾンは近い将来、きっと実際に現実化しちゃうんでしょうね。
倉庫を空中に持っていけば倉庫を建てる土地もいりませんし、そこには所有権が存在しませんので固定資産税も発生しません。
まあ、まだあくまで特許を出願した段階で、どこまで実現可能かわからない話ではありますが夢がある話だと私は思いました。
アマゾンの色々なアイディアを出し、その一つ一つを現実化していく行動力にとても感心します。
この構想を現実のものにするためにはコスト、安全面といったクリアしていかなければいけない課題が多くあるように思います。
また誰もやったことのない壮大な構想であるため想定外のことも当然あるでしょう。
それでも、アイディアをアイディアで終わらせるだけでなく行動に移し、実行しようとする姿勢は私達物流業界に身を置く者に良い刺激を与えてくれます。
私達もアマゾンに学んで、業界内の常識に捕らわれず、自由な発想を持って物流業界を活性化していきたいと思いました。