国土交通省、2015年度宅配便取扱実績を発表
2016年7月26日
皆さん、こんにちは。
国土交通省は、2016年7月22日、2015年度の宅配便取扱実績を発表しました。
それによると、2015年度の宅配便取扱個数は、前年比3.6%増の37億4500万個で前年実績を上回りました。内訳はトラック運送が同3.8%増の37億0400万個で2年ぶりのプラス、航空等利用運送は同7.4%減の4000万個で5年ぶりのマイナスとなったようです。
インターネット通販の普及などにより、宅配便の取扱実績はここ10年間で30.3%増加しているのですが、昨年度は、消費増税前の駆け込み需要の反動減や、各社の値上げも影響して一時的に足踏みし、5年ぶりの前年実績割れをしていました。
2015年度は再び増加に転じたということです。
事業者別では、ヤマト運輸が同6.7%増の17億3126万個でトップ。2位の佐川急便は同0.2%増の11億9829万個で、トップとの差は広がり、以下、3位は日本郵便で同5.8%増の5億1302万個、4位は西濃運輸で同1.4%減の1億3341万個、5位は福山通運で同1.7%減の1億2044万個という結果でした。
ただ、傾向としてはまだまだ伸び続ける市場であることは間違いないと思いますので、こちらのニュースは注意深く見ていこうと思います。