ANA、セブン&アイ/緊急時物資輸送で協定
皆さん、こんにちは。1月4日のLニュースに次のような記事が掲載されていました。
ANAホールディングスとセブン&アイ・ホールディングスは、災害発生時に両社が協力して緊急物資の輸送を行う協定を締結した。
協定により、ANAは災害発生時、セブン&アイが要請した緊急物資の輸送を優先的に受託する。
セブン&アイは、緊急物資の国内空輸をANAに依頼し、輸送物が災害支援用の無償提供物である場合、ANAは無償で輸送協力をおこなう。
災害支援用の店舗商品を輸送する場合は、ANAは割引運賃で輸送協力をおこなう。
大規模な災害が発生した際には、ANAは航空事業者として、セブン& アイは流通事業者として、緊急物資の輸送においてそれぞれの役割を発揮することが求められており、両社が連携することで、迅速・確実な物資の輸送を実現する。
今の日本はどこにいても自然災害の脅威にさらされています。
そのような状況で災害時の対応が非常に問われる中、こういった企業間での協定は非常に心強く
感じます。
例えば、昨年起きた熊本地震での山崎製パンがとった被災者への緊急食料支援等、企業が持っているノウハウを活かし、災害時にそれを存分に発揮して被災者の支援に当たるなど素晴らしい対応だったと思います。
こうした行動をとれるのも企業内での日頃の危機管理がしっかりと出来ているからなのではないでしょうか。
企業ですから、当然経営の効率化を図り利益を追求するのですが、そればかりでなく、こういった有事の際には柔軟な対応をとれるような企業体質を備えて頂けるとありがたいですね。
上記の記事にあるような、日本を代表とする企業がそれぞれの強みを活かし、有事の際には災害支援をして頂ける、またそういった企業を参考にして地域のローカルな企業も小さなことから地域に貢献できることを見つけていくといった、そんな企業が一社でも増えて頂けると日本の未来も明るいものになっていくのではないかと思います。