パナソニック/福井県で「宅配ボックス実証実験」スタート
皆さん、こんにちは。10月18日のLニュースに次のような記事が掲載されていました。
パナソニックエコソリューションズは10月18日、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、あわら市在住の共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を11月から開始すると発表した。
パナソニックの、戸建住宅用宅配ボックス「COMBO(コンボ)」を対象100世帯に設置。
宅配便の再配達の状況を調査し、2017年1月下旬に中間発表、4月中旬に最終結果発表をする予定。
福井県あらわ市で「宅配便の再配達がない」まちを目指す。
実証実験は、共働き世帯が増加する現代において課題の一つとなる「宅配便の再配達」に着目し、その具体的な改善策を提唱するためスタートする。
宅配便の再配達は、荷物が受け取れないストレスといった生活面だけでなく、再配送によるCO2排出量の増加など環境面にも関連する社会問題となっている。
「働く世帯応援プロジェクト」を推進する、あわら市の共働き世帯を対象に、家族が留守でも宅配便が受け取れる宅配ボックスを設置。設置前後でどのような生活環境の変化が生じるかを、主催があわら市とパナソニック、協力が日本郵便とヤマト運輸で共同で実証実験を行う。
8月のブログでもお伝えした通り再配達によって、多くのデメリットが発生することは避けられません。
今回の実証実験はそれらのデメリットを解消する非常に有効な手段だと思いました。
宅配業者は再配達による時間のロス、Co2排出量の削減にも繋がり、消費者側は荷物を所定の場所まで引き取りに行ったり、荷物を受け取れないというストレスもなくなります。
上記の記事でも述べている通り、共働きの世帯が増加している近年、これは物流業界にとって非常に大きな課題です。
こういった取り組みが全国で行われれば、消費者側にも宅配業者側にも大きなメリットが生まれます。こういった両者が揃ってWin Winな関係を築ける取り組みがこれからもっと拡がっていただけたら物流業界全体がより面白くなっていくのではないでしょうか。
ちなみにこの宅配ボックスの値段が非常に気になってしまったのですが、私だけでしょうか(笑)