メルカリ、不正利用の対策強化 出品時に本人確認
皆さん、こんにちは。10月12日の日経新聞に次のような記事が掲載されていました。
「フリマアプリ大手のメルカリ(東京・港)は12日、年内をめどにアプリの利用者の個人情報の登録を義務化すると発表した。商品を販売したい人が初回に出品する際に住所や氏名、生年月日を入力してもらい、銀行口座の情報と照合する。同社のアプリで盗品など不正な出品が後を絶たないことから対策を強化する。
現在は売買が成立した後、売上金の振り込みを申請する際に情報の入力をしてもらっているが、出品時の登録とすることで不正出品の抑止力とする。原則入力された情報と一致しなければ売上金を引き出せないようにする。家族の銀行口座を使う学生の利用者らには個別に対応する方針だ。商品を購入するには配送に必要な住所や氏名などの情報を登録してもらう。
メルカリは合わせて商品ガイドラインを改定し、禁止される出品物を明確化した。同社のフリマアプリでは今春、現金やチャージ済み電子マネーといった不正な出品が相次いだ。盗品の販売などにも利用されることもある。出品された商品は同社が監視し、規約に違反する物などに対応していた」
私もメルカリで商品の購入と売却の両方を行ったことがあるのですが、私の個人的な意見としましては、あまりにも手軽すぎるかなという印象を受けました。
手軽で誰でも参加できるというのは非常に良いことで、煩わしい手続きや個人情報の登録等がそこまで必要ないようになっているため、ここ数年で急激に利用者を増やし、今やフリマアプリの代表格にまでなりました。
しかし、急激に大きくなってしまいシステムの整備がそのスピードに付いていけていないのが現状のようです。
このようなサイトを運営していく上で運営者側のモラルも非常に重要ですが、それ以上に利用者のモラルが重要です。
ネット通販やこういったアプリは特に、販売する側と購入する側が、顔を合わすことがありません。
そういった状況を考えると、通常のお店で販売や購入をする以上に、両者のモラルが重要になるはずです。
やはり、どのような時代になっても相手のことを気遣い、思いやる心というのは必要なことではないでしょうか。
この記事を読んで、私自身も嫌なお客・販売者にならないよう再認識いたしました。(笑)