日本郵政とイオン、海外物流で提携
2016年7月10日
皆さん、こんにちは。
2016年7月10日のNHK NEWS WEBに、日本郵政とイオンの海外物流においての提携のニュースが載っていました。
具体的には、イオンが日本に輸入するオーストラリア産の牛肉について、日本郵政が去年買収して子会社化したオーストラリアの物流最大手、「トール・ホールディングス」が現地の加工工場から日本の港までの輸送を包括的に手がけることで合意したというものです。
日本郵政にとっては、国内の郵便物が減少傾向にあるなか、トール社の物流網を生かして、海外での収益を伸ばすねらいがある一方で、「イオン」は、小売り業界の厳しい競争が続くなか、物流を委託する事業者を集中させることで、コストを削減したい考えです。
日本企業における海外企業の買収という少し遠い話のように感じていた事例も、このように利便性を実感できるようなものが出てくると消費者としてもうれしいですね。