「ダブル連結トラック/新東名で11月から実験走行」
皆さん、こんにちは。8月31日のLニュースに次のような記事が掲載されていました。
国土交通省は11月から、大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の実験走行を新東名中心に実施する。
対象区間は、物流の主要幹線で、道路線形も良い新東名を主たる区間とする輸送ルートで実験を行う。
輸送ルートのうち50%以上を新東名を使い、未整備の海老名~御殿場間を含む約250km区間とする。
海老名、豊田東から先は、概ね100km以内(都市高速道路は対象外)で、一般道分を含め最大で500km程度の走行が対象となる。
一般道を通行する場合は、物流施設から直近のIC利用を原則とする。
トラック輸送は、深刻なドライバー不足が進行(約4割が50歳以上)しており、民間からの提案や将来の自動運転・隊列走行も見据え、特車許可基準を緩和し、1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の導入を図り、トラック輸送の省人化を促進する目的。
連結されたトラックはたまに高速道路で見かけることはありますが、まるまる大型車両二台分の長さの連結トラックは珍しいですね。
ドライバー一人で大型トラック二台分の荷物を運べるとなると確かに効率的ではあります。しかし実際に運行してみると、当然連結トラックはトレーラー扱いになるでしょうから高速道の運賃や燃料の燃費の問題、またドライバーが一人で変わらず、荷物は倍になるわけですからドライバーの労力の増加の問題と色々と解決していかなければいけない問題が生まれてきそうです。
だからといって上記で述べているようにドライバー不足という今の現状を放置しておくわけにはいかず何らかの対策が必要かと思います。