東名で追突事故、ドラム缶40本落下…通行止め
皆さん、こんにちは。今回のニュースは8月29日の読売オンラインに掲載されていた、少し前の記事になります。
28日午後10時15分頃、静岡県焼津市相川の東名高速道路上り線で、エンジンの故障で路肩に止まっていた大型トレーラーに大型トラックが追突し、大型トラックの荷台にあったドラム缶約40本が落下した。
追い越し車線を走っていた乗用車1台と、下り線の乗用車3台がドラム缶にぶつかったほか、中に入っていた油状の液体が漏れた。
今回のこの事故で、幸いにも死者は出なかったようです。私もよく高速道路は利用するのですが大型トラックの路肩の停車はよく見かけます。
前を大型車が走っていて、突然右車線に移ったかと思うと、すぐ目の前に別のトラックが停車しているなんてこともありました。
また、スピードが出ないにもかかわらず常に右車線を占有して走っていたり、居眠りをしているのかふらついた運転をしていたりと非常に危険な運転をしているトラックドライバーが多いように感じます。
こういった原因の一つとしてトラックドライバーの労働環境の悪化があげられるのではないでしょうか
。それには荷主との大きな認識の壁があり、物流業界の大きな課題となっています。
ドライバーに運転以外の作業をさせるため、長時間労働、 作業負荷増大につながり、ドライバーのなり手も減ってきたり、疲労の蓄積により事故や居眠りを起こしたりと悪影響を及ぼしています。
トラックドライバーのマナー改善も必要なことだとは思いますが、それ以上に、「物流業界は儲からない。人材も確保できない。でも、何か起こったときには注目され、責任を追及されてしまう」といった業界全体の悪循環を改善していく抜本的な改革が必要な気がします。