楽天VSアマゾン、支持率アマゾンに軍配
2016年7月21日
皆さん、こんにちは。
2016年7月20日の日経MJに「楽天VSアマゾン支持率の集計結果」のニュースが載っていました。
「日経MJは楽天とアマゾンのどちらが優れているか比較する調査を実施した。サービスとしてどちらが好きかを聞いたところ、楽天の42.5%に対してアマゾンの67.5%で、総合としてはアマゾンに軍配が上がった。詳細10項目の結果は、楽天の3勝7敗という結果となった。」
日本のネット通販を二分する二社の支持率が明確に出まして、総合では6割がアマゾン支持ということで、安定感を感じさせますが、詳細項目の結果を見ているとそれぞれの特徴によってある程度のすみわけができているようにも感じられました。
楽天の3勝については、「品揃え」の52.8%、「ポイントのお得さ」の89.8%、「ネット通販以外の特典」の69.6%となっています。
特に、「品揃え」については、仮想商店街というスタンスですのであえて雑多な感じが魅力に映る顧客もいるでしょうし、それがそのまま「商品の探しやすさ」の低評価につながったことも十分に考えられます。
また、ポイントやネット通販以外の特典すなわちトラベルや保険、銀行などの評価も、「楽天経済圏」健在の証であると思います。
毛色の違う二大プレーヤーが切磋琢磨しているこの業界の存在は消費者としては、とてもありがたいことだと思います。