障害者活躍のIT企業、通販で熊本の力に
2016年7月19日
皆さん、こんにちは。
2016年7月17日の西日本新聞朝刊に、「心身に障害を抱えた社員がデザイナーやプログラマーとして活躍する福岡市博多区のIT企業「カムラック」は、熊本地震で売り上げが激減した阿蘇など被災観光地の特産品について、ネット通販でサポートする「復興支援サイト」の運営に乗り出す。」とのニュースが載っていました。
被災観光地の特産品は、直営店や道の駅で観光客への直接販売を主な販路としていたため、地震による道路寸断などで客が減り、深刻な売り上げ低迷に陥るケースが少なくないといいいます。
そんな中で、カムラックは「障害者にがれき運びは無理。復興のため何ができるかを考えた時、ネット通販支援を思い立った」との考えのもと、「復興支援サイト」の運営に乗り出されました。
具体的な支援内容としては、サイト制作費は無料として、売り上げの5%の手数料だけを徴収するというものです。
障害者は、助けられるべき者という固定観念にとらわれず、彼らが助ける側に回ることで、社会を前に進ませる力になれることを証明する素晴らしい試みだと思いました。