発音をやり直したい方へ

2007930155413749

皆さん、こんにちは。

中国語超特急講座の2週間コースでは、「中国語学習経験0の方を一人で中国へ行っても何とかなるレベルへとする」ことを目標としていますが、

この講座に参加される皆さんの中には、すでに中国語を数年間学習した、もしくは中国での滞在経験を持つ方もいらっしゃいます。

そんな皆さんにこの講座に参加する目的を尋ねると、多くの方が「発音に自信がない」「基礎をもう一度やり直したい」と答えます。

この講座の1週目では、「拼音を問題なく読めるレベル」に達せられるために、徹底した「発音練習」を行います。

この発音練習は、「意味もわからない単語をひたすら拼音で読む」ことをします。

もちろん、それぞれの子音・母音・声調を効率よく取り入れたカリキュラムにはなっているのですが、

この練習を「非常に苦痛」と感じられる生徒さんも少なくありません。

この「苦痛」に感じられる理由はそれぞれあると思いますが、大きく分けて二つあるようです。

一つは、発音自体が難しく、なかなか思い通りに発音(声調のコントロールができない)できないこと。

二つ目は、意味もよくわからない単語の拼音練習をしても、実際の会話に活かせる実感がわかないこと。

上の一つ目の理由は、中国語学習経験がない方が多く感じられ、二つ目の理由は経験者の方が多く感じられる傾向にあります。

どちらの理由であれ、共通して言えることは、「発音練習をしているとき、あなたは亀仙人だ」ということです。

実際、この発音練習で使われている単語は日常会話で頻繁に使われるものではありませんし、難しいものばかりです。

しかし、わざと難しい音の組み合せを繰り返しくりかえし練習することで、拼音を楽に読むことができるようになり、単語を正しく発音できるようになり、最終的にはそれが普段の会話に活かせるようになります。正しくは、正しい発音に「意識」を置いて発話できるようになります。

なので、発音練習のときには多いに苦労してください(笑)そして、全ての拼音がパッと頭に思い浮かぶようになったとき、あなたの中国語はほぼ完成していますよ!!

前回の物語は・・・

皆さん、こんにちは。

前回の物語、タイトルは思い浮かびましたか?

正解は・・・・

「おむすびころりん」でした。

40f617d5ad6eddc45693f7c438dbb6fd5266339e

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 では、日本語訳をどうぞ。

「昔、老夫婦が暮らしていました。ある日、おじいさんはいつものように山に薪をとりに出かけていきます。腰にはお婆さんが作った大きくておいしいおにぎりを持っていました。

おじいさんは一生懸命働き、おなかがすいてきました。

「よし、少し休憩しよう。」と地面に座り、包みを開きおにぎりを食べようとしたときです。おにぎりが地面に落ちてしまいました。おにぎりはころころ転がっていき、ついには穴の中に落ちてしまいました。

「あぁ、うっかりしちゃったな。おにぎりがもったいない。」

おじいさんが穴の前でため息をついていると、穴の中から可愛い歌声が聞こえてきました。

♪おにぎり、おにぎり、うれしいな!おにぎり、おにぎり、落ちてきた!

歌声を聞いて、おじいさんも嬉しくなってきました。

そこで、残りの2つのおにぎりも穴の中に落としてみました。

やはり、あの可愛い歌声が始まりました。

♪おにぎり、おにぎり、うれしいな!おにぎり、おにぎり、落ちてきた!

おじいさんはまた嬉しくなりました。そしてまたあの可愛い歌声を聞きたくなりました。

しかし、もうおにぎりは一つもありません。

おじいさんは穴の中に向かって叫びました。「おにぎりはもうないようー」

そのとき、突然おじいさんの体がすとんと穴の中に落ちてしまったのです。

「わぁーーー」

おじいさんが気がつくと、そこには小さなねずみがおもちを作っていました。

おもちを作りながら、ねずみたちは歌います。

♪おにぎり、おにぎり、うれしいな!おもち、おもち、おいいしいよ!

年をとったねずみがおじいさんの前に来て言いました。

「おにぎりをありがとうございました。どうぞゆっくり休んでいってください。」

そう言うと、ねずみは宴会の開かれる部屋におじいさんを連れていきました。

すぐにおいしい料理とお酒が運ばれてきました。

おじいさんは食べながら、ねずみたちの踊りを見ました。とても愉快な気持ちになりました。

料理を食べ終わるとおじいさんは、

「こんなに楽しい時間をありがとう。そろそろ帰ります。」とねずみに言いました。

ねずみはすぐに

「おじいさん、これは私たちからのおみやげです。」

と言って小さな箱をおじいさんに渡しました。

「ありがとう、ありがとうよ」

と言っているうちに、おじいさんの体は穴の前に戻っていました。

おじいさんはその箱を持って、家に帰りました。

家に着くとすぐにお婆さんにそのことを話しました。

「楽しそうですね~。」

そして、二人はねずみからもらった小さな箱を開けました。

開けてみて、二人はびっくりしました。中にはなんと、金貨が入っていたのです。

 

これを聞いて、となりに住んでいたよくばりおじいさんは、自分も金貨が欲しくなりました。

次の日、よくばりおじいさんは小さなおにぎりを一つだけ持ってあの穴の前までやってくると、わざとおにぎりを穴の中に落としたのです。

しばらくすると、ねずみの歌声が聞こえてきました。しかし、待ちきれないよくばりおじいさんは自ら穴の中に跳びこんでいきました。

 

ねずみの家までやってくると、彼らはもちを作っているところでした。

一匹のねずみが

「どうぞ座って私たちの作った料理を食べてください。」と言いました。

よくばりおじいさんはすぐに、

「早く運んでこい、早く、はやく!」と言いました。

よくばりおじいさんは運ばれてきた料理を食べながら、ねずみたちの踊りはいっさい見ず、おじいさんが話していた箱を探していました。

よくばりおじいさんはドアの近くに置いてある箱を見つけ、心の中で

「あの箱の中にたくさんの金貨が入っているに違いない。よし!」と思いました。

よくばりおじいさんは早くあの小さな箱がほしかったので、大きな声で「にゃおー!!」と叫んだのです。その声を聞いてねずみたちは驚き、あちこち走り回りました。部屋の中はぐちゃぐちゃです。

灯りも消え、よくばりおじいさんは何も見えなくなってしまいました。急いであの箱を探しましたがどうしても見つかりません。ついによくばりおじいさんは穴の外に蹴飛ばされてしまいました。顔にはたくさんの傷ができ、服もぼろぼろです。

 

あのやさしい老夫婦はどうなったのでしょう?

二人はあの金貨を貧しい村人に分けてあげました。二人は村人に感謝され、それからも幸せいっぱい暮らしました。」

ある物語です。第6弾

82780205-600x399

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 皆さん、こんにちは。

今回「ある物語」シリーズ第6弾をお届けします。

次の中国語の物語を読んで、どんな物語か想像できるでしょうか?

次回、日本語訳を載せます。

猜一猜

「很久以前,有一对老夫妻。有一天老爷爷像平时一样去山里捡树枝。他身上带了老婆做的三个又好吃又大的饭团。

他拼命地干活,肚子饿起来了。

“好,休息一会儿吧。”他坐在地上打开包袱要吃饭团的时候,不小心把一个饭团掉在地上了。

那个饭团咕噜噜地滚走了,最后掉进一个洞里了。

“哎呀,我太大意了。浪费了一个饭团。”

老爷爷正在洞前面叹气的时候,从洞里听到很可爱的歌声。

“饭团,饭团,咕噜噜地转!饭团,饭团咕噜噜地转!”

听到这歌声,老爷爷也开始高兴起来了。

于是,他把剩下的那两个饭团也都扔进洞里了。

果然,那可爱的歌声又开始了。

“饭团,饭团,很高兴!饭团,饭团咕噜噜地转!”

老爷爷又高兴了。他还想听那可爱的歌声,但是已经一个饭团也没有了。

他向洞里叫了一声“我没有饭团了―”

那时候,突然老爷爷的身体自然地掉进那个洞里了。

“哇―――”

醒过来他就看到很多小老鼠正在做年糕。他们一边做一边唱。

“饭团,饭团,很高兴!年糕,年糕,很好吃!”

有一个老的老鼠来到他前面对他说:

“感谢您给我们饭团!请在这里多休息一会儿吧!”

说完它带着老爷爷来到开宴会的房间。

马上有很多好吃的料理和好喝的酒了。

他一边吃一边看小老鼠们的表演。心里很愉快。

他吃完就跟老鼠说:

“谢谢你们给我这么愉快的时间。我该走了。”

老鼠马上对他说:

“老爷爷,我们为你准备了礼物。”

说完老鼠把小盒子给他了。

“谢谢你们,谢谢你们。”

说着说着,他的身体又回到了洞前面。

他拿着那个盒子回家去了。

他回到家,马上跟老婆说这件事。

老婆听了以后很高兴。

“多么愉快啊。”

然后,他们把老鼠给的小盒子打开了。

打开一看―――他们就吓了一跳。没想到里面就有很多金币。

 

住在他们隔壁的一个坏爷爷听到了他们的会话,他也想得到金币。

第二天,他带着一个小饭团去了那个洞前面故意把那小饭团扔进洞里了。

过了一会儿,他听到老鼠们的歌声,但他等不了自己跳进洞里了。

 

他来到老鼠们的家,它们正在做年糕。

有一个老鼠对他说:

“请坐下来吃我们做的料理吧!”

坏爷爷马上说:

“快端上,快,快!”

他吃着它们端来的料理,眼睛都没看它们的表演,是在找老爷爷说的盒子。

他看到放在门附近的一个盒子,心里想:

“那个盒子里肯定有很多金币。好!”

他想早点儿要那个小盒子,于是他大声叫了“喵―――!!”。

听到这声音,老鼠们都吓了一跳,这里跑那里跑,房间里一下子乱七八糟了。

灯都灭了,坏爷爷什么都看不到了。他急了,他急着找那盒子。

但怎么找也找不到,结果,他被踢到洞外了。

他的脸上有很多伤,衣服都破了。

 

那对好心的老夫妻现在怎么样了呢?

他们把那些金币分给一些穷的村民。村民都感谢他们,以后的日子充满了幸福。」

中国語の巧みな使い方

0_0_1_1216526198

※このブログには中国語訳がついていますので、是非、中国語学習にお役立てください。

 

皆さん、こんにちは。

以前にある生徒さんから聞かれた質問があります。

日本人が“うまい”を“、まいう”と言うように、中国人も“好吃”を“吃好”と言ったりするのか、とのことです。

こんな聞かれ方をしたのは初めてでした。

中国語にはこのような使い方はありません。

しかし、中国語はよく発音や意味を巧みに用いて冗談を言ったり、特別な意味を表すことがあります。

中国語でよくあるのはことわざやなぞなぞなどです。

ことわざは例えば:

泥菩萨过江——自身难保

猫哭耗子——–假慈悲

过年娶媳妇——–双喜临门

和尚打伞——–无法无天

なぞなぞは例えば:

冬瓜、黄瓜、西瓜、南瓜都能吃,什么瓜不能吃?   答案:傻瓜。

冬瓜、きゅうり、すいか、かぼちゃは食べられる瓜ですが、どんな瓜は食べられないでしょう? 答え:傻瓜(バカのこと。)

把冰变成水的最快的方法是什么? 答案:把“冰”字去掉两点,就成了“水”。
氷を水に変える最も早い方法は? 答え:“冰”から二つの点を取れば、“水”になる。

书店里买不到什么书? 答案:秘书。
本屋さんで買えない書は? 答え:秘書


什么人生病从来不看医生? 答案:盲人。
どんな人が医者に見てもらう(医者を見る)ことができないでしょう? 答え:盲目の人

この二つの用法は中国人が冗談をいうときによく用いられます。

もしこれらの使い方を覚えて、応用することができれば、あなたの中国語は更にステップアップすることでしょう。

 

大家好。

记得以前有一位学生问过我。

日本人把“うまい”说成“まいう”,中国人会不会把“好吃”说成“吃好”。

这还是第一次有人这样问我呢。

汉语没有这样的用法。

但是汉语常常巧用发音或意思来开玩笑或表达一些特别的意思。

汉语常见的有歇后语、脑筋急转弯等。

歇后语比如:

泥菩萨过江——自身难保

猫哭耗子——–假慈悲

过年娶媳妇——–双喜临门

和尚打伞——–无法无天

脑筋急转弯比如:

冬瓜、黄瓜、西瓜、南瓜都能吃,什么瓜不能吃?   答案:傻瓜。

把冰变成水的最快的方法是什么? 答案:把“冰”字去掉两点,就成了“水”。

书店里买不到什么书? 答案:秘书。

什么人生病从来不看医生? 答案:盲人。

这两种用法中国人在开玩笑时常常用,如果你能记住一些常用的并加以应用的话,

你的汉语会更上一个台阶的哦。

 

前回の物語は・・・

皆さん、こんにちは。

前回の中国語の物語、タイトルはすぐに頭に浮かびましたか?

それでは、日本語のタイトルと日本語訳をどうぞ!

201111169730838

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さるかに合戦』

「むかしむかし、柿の種を拾った猿が、偶然おいしそうなおにぎりを持ったかにに会いました。さるはかにのおにぎりが欲しくなり、かにに「この柿の種を土に植えれば、毎年おいしい柿がなるぞ。どうする?おにぎりと交換しないかい?」

「うん、ありがとう!」

かには嬉しそうに家に帰り、すぐに柿の種を土に植えました。

そして、かには一生懸命に水をやり、

“早く芽を出せ、柿の種、早く芽を出せ、柿の種。

出さなきゃハサミで切っちゃうぞ。”と歌いました。

 

すると、どうでしょう?

さっき植えたばかりの柿の種が芽を出し、あっという間に大きくなったのです。

 

“早く実がなれ、柿の木。早く実がなれ、柿の木。

ならなきゃはさみで切っちゃうぞ。”

 

すると、柿の木はその場でたくさんの実をつけました。

 

「よし、これで柿が食べられるぞ!」

そう言うとかには柿を採ろうとしましたが、木に登れません。

 

「どうしよう?」

 

かにが困っていると、そこへさっきのさるが走って言いました。

「おや、もう柿がなったのか。オレが採ってきてやろう。」

さるはするすると木に上り、自分だけ赤い柿を食べ始めました。

 

「さるさん、ずるいよ、ぼくにも柿を採っておくれよ!」

 

「うるさい、これでも喰らえ!」

 

さるは青くて硬い柿を、かにめがけて投げました。

 

「痛いよ、痛いよ、さるさん、ひどいよ!」

 

大けがをしたかには泣きながら家に帰りました。

そして、そのことを友達の石臼や蜂、栗に話しました。

それを聞いた彼らは皆怒りました。

 

「よし、さるに復讐してやろう!」

 

皆はすぐにさるの家に行き、こっそり隠れてさるの帰りを待ちました。

 

「うー、寒い、寒い。」

 

さるは震えながら家に帰ってくると、真ん中にある囲炉裏で暖まろうとしました。すると、囲炉裏に隠れていた栗がパンッと弾け、さるのお尻に当たりました。

 

「熱い、熱い!水!水をくれ!」

 

さるは水でお尻を冷やそうと水瓶のそばにやってくると、そこへ水瓶の中に隠れていた蜂が力いっぱいさるを刺しました。

 

「痛い、痛い!助けてくれ!」

 

さるは痛くてたまらなくなり、外に出ようとしました。すると、大きな石臼が天井から落ちてきました。

 

ドスン!

 

「うわー、ごめんなさい、もう意地悪はしません、許してください。」

 

このことがあってから、さるは自分を改め、皆と友達になりました。」

ある物語です。第5弾

皆さん、こんにちは。

82780205-600x399

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は「ある物語」シリーズ第5弾をお届けします。

次の中国語で書かれた物語を読んで、どんなお話かわかるでしょうか?

それでは、早速ご覧ください。

来週、タイトルと日本語訳を載せます。

猜一猜

「从前从前,一个捡到柿子种子的猴子,偶尔遇见一个身上带着看起来很好吃的饭团的螃蟹。

猴子看上了螃蟹的饭团,对螃蟹说“只要把这颗柿子种子种进土里,每年都会长出好吃的柿子喔。如何?要不要拿饭团跟我换呀?”

“嗯,谢谢你!”

螃蟹开开心心地回家,随即把柿子种子种进土里。

接着,螃蟹勤奋不懈地撒水,并唱着:

“柿子种子,赶快发芽。

柿子种子,赶快发芽。

你若不发芽,我就用螃脚箭你喔。“

 

结果大家猜猜,发生了什么事?

刚才种下去的柿子种子冒出了芽,一股劲地不停变大。

 

“柿子树,赶快结果。

柿子树,赶快结果。

你若不结果,我就用螃脚箭你喔。“

 

这一次,柿子树当场结出好多好多的果实。

 

“好,这样就有柿子吃了!”

说着,螃蟹想动身摘下柿子,可是他却不会爬树。

 

“怎么办呀?”

 

就在他伤脑筋的时候,刚才的猴子跑过来说:

“哎呀,已经长出柿子来了?我帮你去摘吧!”

猴子三两下爬到树上,便自顾自地吃起红色的柿子。

 

“猴子先生,你太过分了,也摘下柿子给我吧!”

 

“吵死了,你吃我这一记!”

 

猴子把又青又硬的柿子,重重砸在螃蟹身上。

“好痛,好痛,猴子先生,你太过分了!”

 

 

受重伤的螃蟹边走边哭回自己的家了。

 

然后他跟她的朋友石臼和蜜蜂和栗子说了那件事。

 

大家听了这件事都很生气。

 

“好,我们一起来惩罚猴子吧!”

 

大家随即跑到猴子家去,偷偷躲起来,等猴子回来。

 

“呼―好冷,好冷。”

 

猴子发着抖回家后,靠向中央的火炉想取暖,结果埋伏在火炉里的栗子啪的一声弹起来,狠狠撞上猴子的屁股。

 

“好烫,好烫,水!我要水!”

 

猴子想拿水冷却屁股,跑到水瓶边,于是埋伏在水瓶里的蜜蜂用力螫了一下。

 

“好痛,好痛,救命啊!”

 

猴子痛得受不了,跑出屋外,结果一个大石臼从屋顶上砸了下来。

 

碰隆!

 

“呜哇,对不起,我不会再欺负人了!请原谅我!”

 

经过这件事,猴子改过自新,和大家成了好朋友。」

 

 

継続は力なり。

GAK82_metasekoianamiki500

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※このブログには中国語訳がついていますので、是非、中国語学習にお役立てください。

皆さん、こんにちは。

先日、昨年いらした生徒さんからメールが届きました。

そのメールには、

「老师,我最近考了中检4级,结果考到了。我每次看你写的博客,我也在听新闻。托你的福了。」(後略)

と書いてありました。

この生徒さんは60代の女性で、中国語超特急講座を受講される前も、地元の中国語教室で週に1回3年ほど通っておられた方でした。

中国に旅行に行かれるのが好きで、趣味としてずっと学習を続けていらっしゃいました。

基本的な会話はできるレベルに達せられていましたが、発音や聞き取りにあまり自身がない、とのことでお友達と一緒に中国語超特急に参加されました。

この方のすごいのは、この講座が終了した後も、私たちのリスニング教材(中国語超特急オンラインサポート教材)を使って学習したり、中国語で書かれたブログや毎週更新する日中ニュース比べ読みサイトなどもチェックして、常に中国語に触れる機会を作られていることです。また、メールでも報告してくださった「中国語検定4級合格」という明確な目標を自分なりに持って学習を続けられたことです。

何でもそうですが、改めて「継続は力なり」だな、と思います。

 でも続けるためには、目標があったり、自分が楽しいと思えたりということがないと難しいと思います。

「すぐに中国に行く」などという必要に迫られない方の場合は特にです。

私たちもこのメールをいただいてから、毎週こうしてブログや日中ニュース比べ読みを学習の手段として使ってくださっている方がいることを知り、嬉しく思うのと同時に、毎週続けていくことの重要性を感じました。

これからも、このブログサイトが皆さんの中国語学習に少しでもお役立ていただけるよう、私たちも更新し続けます!

(中国語訳)

大家好。

前几天,收到去年来过的一位学生发来的邮件。

那个邮件的内容是:

“老师,我最近考了中检4级,结果考到了。我每次看你写的博客,我也在听新闻。托你的福了。”

 

这位女学生60多岁了。来参加我们汉语班以前,她已经也在她家附近的汉语教室学了3年汉语了。

因为她很喜欢去中国旅行,所以一直在学习。

 

她刚来我们学校的时候已经有会基本会话的水平了。但因为她觉得发音和听力还不太好,所以和她朋友一起参加了我们的汉语班。

 

这位学生非常努力。她学完两周的课以后,还一直在听我们的听力教材,看我们写的汉语博客,我们一周更新一次的日中新闻比读她也都在看。我觉得像她这样积极主动地学习汉语而且有明确的目标的人很不容易。

 

做什么都是继续才是力量啊。

 

但是没有目标或快乐很难继续下去。

特别是没有“马上要去中国”等的必要性的人。

 

收到这个邮件以后,我们感到很高兴,因为有像她这样每周都看我们的博客和新闻比读的人。

同时也感受到了我们每周继续写博客的重要性。

 

今后,为了帮助大家学习汉语,我们的博客也会一直继续下去。

前回の物語は・・・

皆さん、こんにちは。

前回の中国語の物語のタイトルと日本語訳です。

皆さん、わかりましたか?

fox03

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『きつねとぶどう』

「 山の中にきつねの穴蔵がありました。子ぎつねはその家の中で「えーん、えーん、お腹すいたよ、お腹すいたよ」と泣いていました。

するときつねのお母さんは「ぼうや、泣かないで。お母さんがすぐに美味しいものを採ってきて食べさせてあげますよ。」

子ぎつねはようやく泣き止みました。

「お母さんが美味しいぶどうを採ってきてあげますよ。」きつねのお母さんはそう言いながら出かけていきました。

子ぎつねはいい子でお母さんの帰りを待ちました。一時間が経ちましたが、きつねのお母さんは帰ってきません。2時間が経ちましたが、きつねのお母さんはやっぱり帰ってきません。三時間が経っても、やはり何の音沙汰もありません。子ぎつねはお腹がすいてたまらなくなり、ついにまた泣き出してしまいました。「あぁ、お腹すいたよ、お腹すいたよ!」

 

きつねのお母さんは一体どうしたのでしょう。お母さんは村に葡萄を採りに行くため懸命に走りました。一つの山を越え、また一つの山を越え、三つ目の山を越え、ようやく葡萄のある村までやってきました。

「子どもがお腹がすいて泣いているの。ごめんなさい、葡萄を一房採らせてちょうだい!」きつねのお母さんはそう言うと葡萄の木に飛び乗り、大きな葡萄の房を採りました。

お母さんは葡萄をくわえると、急いで元来た道を走りました。一つの山を戻り、また一つの山を戻り、そして三つ目の山を戻りました。きつねの穴蔵が目の前に近づいてきました。お母さんは、自分がいない間、子どもが恐い鷹などに連れ去られてしまっているのではないか、と思いました。とそのとき、子ぎつねのえーんえーんという泣き声が聞こえてきました。

きつねのお母さんはほっと胸をなでおろすと、急に全身にものすごい疲労を感じました。くわえていた葡萄すらも重く感じてきました。そこで、きつねのお母さんはその葡萄の房を大きな木の下に置き、「あぁ、疲れた。」と言うとそこでしばらく休もうとしました。

そのときです。近くから「ワン、ワン」という鳴き声が聞こえてきました。猟師が犬をつれてやってきたのです。

「どうしよう」、もう葡萄どころではありません。子ぎつねは猟師に銃を向けられてしまいます。きつねのお母さんは思わず大きな声で「ぼうや、危ない!早く逃げて!」と叫びました。

子ぎつねはこの声に驚き、穴から飛び出し、懸命に山の中に逃げていきました。何が起こったのかもわかりませんでしたが、この言葉はお母さんが危険なことがあるときに叫ぶものだということは知っていました。

 

それから何年経ったでしょう。長い長い時間が経ちました。きつねのお母さんはついに帰ってきませんでした。子ぎつねは山の中をあちこちお母さんを探し回りました。そうしているうちに日に日に大きくなったのです。

 

あるとき、子ぎつねは昔お母さんと暮らしていたあの穴蔵の近くにやってきました。すると大きな木の下に一株の葡萄がなっているのを見つけました。葡萄のツルは木の上にまでのび、たくさんの美味しそうな実をつけていました。

「なんでこんなところに葡萄があるんだろう?」子ぎつねは不思議に思いました。子ぎつねは一房採り、食べました。まぁ、なんて美味しい葡萄でしょうか!

「あぁ、美味しい!あぁ、甘い!」

子ぎつねはかきこむように次から次へと沢山食べました。すると、食べながら突然、昔のお母さんの声を思い出したのです。「ぼうや、泣かないで、お母さんがすぐに美味しいものを採ってきてあげますよ。」そのとき、ここに葡萄が成っている理由がわかりました。

「そうか!きっとそうだ!」子ぎつねはそう思うと、今でも行方がわからないお母さんに感謝するため、大声でこう叫びました。「お母さん―、ありがとう!」 」

ある物語です。第4弾

皆さん、こんにちは。

82780205-600x399

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は「ある物語」シリーズ第4弾をお届けします。

次の中国語で書かれた物語を読んで、どんな物語か想像できるでしょうか?

次回、この物語のタイトルと日本語訳を載せますので、ぜひ皆さんの中国語読解能力をお試しください。

『猜一猜』

 「   山里有个狐狸窝,小狐狸正在窝里哭着:“呜──呜,我饿,我饿。”

  狐狸妈妈赶紧说:“宝宝别哭,妈妈这就给你弄好吃的来。”

  小狐狸这才止住了哭声。

  “妈妈去给你摘一串好吃的葡萄来。”狐狸妈妈说着,出去了。

  小狐狸乖乖地等着妈妈回来。一个小时过去了,狐狸妈妈没有回来。两个小时过去了,狐狸妈妈还是没有回来。三个小时过去了,仍然没有一点动静。小狐狸饿得忍受不住,终于又哭了起来:“啊,我饿,好饿啊!”

  狐狸妈妈究竟怎样了呢?它拼命地跑着,想到村子里去摘一串葡萄。它跑过一座山,又跑过一座山,跑过第三座山,好不容易才来到一个有葡萄的村子。

  “我的孩子饿得直哭,对不起,让我摘一串葡萄吧!”狐狸妈妈说着就跳上一棵葡萄树,摘了一大串葡萄。

  它把葡萄叼在嘴里,连忙往回跑,翻过一座山,又翻过一座山,最后翻过第三座山。狐狸窝近在眼前了。它想,自己不在的这会儿工夫里,孩子会不会被可怕的老鹰之类给叼走呢?这时候,传来了小狐狸呜呜的哭声。

  狐狸妈妈心里一块石头这才落了地,顿时感到浑身极度的疲乏。口里叼的葡萄也觉得重了,重得简直叼不住啦!于是,狐狸妈妈把那串葡萄放到一棵大树下,口里说:“哎呀,累死了!”它准备停下来休息一会儿。

  就在这个时候,附近传来了“汪汪、汪汪”的叫声,说明猎人已经带着狗来到这里了。怎么办?现在已经根本顾不上葡萄了,小狐狸眼看就要被猎枪打死,狐狸妈妈不禁大声喊了起来:“宝宝──,危险!快跑啊!”

   小狐狸被这声音吓了一跳,赶紧跑出洞口,没命地朝山里跑去。它不知道发生了什么事,只知道这句话是妈妈在危险的时候喊的。

 

  那以后大约几年了吧!总之过了好长好长时间,狐狸妈妈却始终没有回来。小狐狸在山里到处找妈妈,就这样一天一天地长大了。

  有一次,小狐狸来到了以前曾和妈妈住过的那个窝附近。无意中发现一棵大树下长了一株葡萄,葡萄藤条盘在树上,结了许多许多令人喜爱的葡萄。

  “这地方怎么会有葡萄呢?”小狐狸心里感到很奇怪。它摘下一串,吃了起来。啊,多么好吃的葡萄呀!

  “啊,真好吃!啊,太甜了!”

  小狐狸狼吞虎咽地连着吃了好多好多。哪知,吃着吃着,忽然想起了从前妈妈的声音:“宝宝别哭,妈妈这就给你弄好吃的来。”于是,一下子明白了这里长葡萄的原因了。

  “对啦!一定是这样的!”小狐狸想到这儿,为了向现在还不知下落的妈妈表示感谢,它放开嗓门喊道:“妈妈──,谢谢您啦!”」

今年も中国語超特急をよろしくお願い致します!

皆さん、新年明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 for-beginner_main

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のブログでは、中国語初心者の方にとっての中国語学習方法について、今一度留意点を確認していただこうと思います。

 

まず、発音習得に関してですが、これは中国語学習において避けては通れない道です。

そして、この発音習得の段階で残念ながら中国語学習継続を諦めてしまう方も少なからずいるようです。

発音習得のためのポイントは、「目で見て」、「耳で聞いて」、「真似る」・・・という繰り返し練習に限ると思います。

「目で見て」は、手本となる講師なり相手の口元、舌の使い方をじっくり観察するという作業です(重要です)。

あとは発音される音を「耳で聞いて」、それに近づけるように「真似る」ということになります。

特に「耳で聞いて」、「真似る」という作業については、非常に個人差が出やすく、すぐにその音を出せる人もいれば、なかなか出せない人もいます。

中国語に関しては、音自体が400あり、音の抑揚(声調)が4種類あるので、一つひとつを正確に出せるようになるためには、

繰り返しくりかえしの練習が必要です。

とにかくピンインをすらすら読めるレベルにまでなったら、次は「聞いて」、「ピンインに起こす」という作業を繰り返しましょう。

 この「ピンインに起こす」という作業は、一見、会話では必要ないように感じるかもしれませんが、実は我々外国人にとっては、聞いたことのない単語を言われたときに、辞書で調べる材料となるので重要になってきます。

基礎となるピンインがマスターできたら、文法や単語を学習していくわけですが、ここでも、“音とセット“で覚えていくことがポイントです。

我々日本人は漢字の読み書きができる点で、文字上では意味を推測しやすく、理解した気になってしまいがちですが、それらが“音”としてインプットされていないと、いざ会話するときに「あれ?」となってしまいます。

ピンインを間違いなく読めるようになったのであれば、必ず声に出して単語やフレーズを読むことをしましょう。

ある程度の基礎知識が身についたら、あとは中国語を話す環境づくりです。周りにいる中国人や中国語学習者などと積極的に会話してみてください。

「間違いをおそれないで」は語学をする上での鉄則かもしれませんが、発話をしてはじめて、自分の間違いに気づけたり、よりよい言い回しを学べます。

とにかく中国語を使う環境を自分なりに作ってみてください。

 

以上のことを、短期間に集中してできる環境こそがLanguageVillageの中国語超特急です(笑)。

今年も多くの中国語学習者のお役に立てるよう、LanguageVillageでお待ちしております。