中国語:勝つ/負ける

皆さん、こんにちは。

今回は中国語の「勝つ」と「負ける」について、皆さんとシェアしたいと思います。

実はこの二つの単語は中国語超特急第2日目に出てくる単語です。

それぞれ「勝つ」は「赢」ying2、「負ける」は「输」shu1となりますが、

「~に勝つ」、「~に負ける」という表現は次のようになります。

「~」が人の場合

我赢了他。

我输给他了。

「~」が物事の場合

我赢了比赛。

我输了比赛。

「~をして勝つ」、「~をして負ける」と言いたい場合

我们打球赢了。

我们打球输了。

 

 

 

 

 

 

 

前回の物語は・・・26

皆さん、こんにちは。

皆さん、前回の中国語の物語、どんなお話かわかりましたか?

正解は・・・

「アラジンと魔法のランプ」でした。

ディズニーでもおなじみのこのお話ですが、元々は中国のお話だそうです。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『アラジンは他の子供たちと街角で遊んでいた。それを近くで何日間も見ている不思議な人物がいた。彼は魔法使いだった。彼がここに来たのは彼が求めている宝を得るために手助けをしてくれる人物を探すためだった―それがアラジンなのだ。魔法使いはアラジンのそばにやってくると、「坊主、お前の父親は仕立屋のモスタファか?」と尋ねた。

「そうです。」アラジンはおかしな見知らぬ人を眺めながら言った。「でも、もうこの世を去ってから何年も経ちます。」

「かわいそうな弟よ。」

魔法使いはその言葉を聞くと、体を崩して泣き始めた。彼はアラジンに「私はお前の父親の兄だ。私が故郷を離れたときには、まだあいつは結婚していなかったが・・・・」と伝えた。アラジンは彼があまりにも切ない声でそう言うので、彼を信じ、彼を家に連れて帰った。

魔法使いは家に入ると、アラジンの父親が生前座っていた椅子に腰かけ、泣き叫んだ。彼のこの仕草を見て、母と子は感動し、彼がアラジンの叔父だと信じた。魔法使いは帰る前、たくさんの金貨を残し、次の日アラジンに大仕事に連れていく、と言い残した。

次の日の朝早く、魔法使いはアラジンを連れて林の中の空き地にやってきた。彼はそこに立ち、口の中で何かをつぶやくと、まもなく周囲は大きな音に包まれ、大地が突然割れだした。地面には長方形の大理石のプレートが現れた。

魔法使いはアラジンに「上の銅の輪を握って、自分の名前を唱えそれを開けろ。地下の道を下り、12段の階段をぬけろ。宝石の庭園を通るが、決してそれらに後ろ髪を引かれてはいけない。そのまま進むと大広間に着く。その天井の真ん中に古びたランプが掛けてある。そばにあるはしごを上り、ランプを取り、持って帰ってきて私に渡してくれればいい。

帰ってくるとき、庭園でお前の好きな宝を持って行ってよい。それがあれば、お前はすぐに人に敬われる大金持ちになれる。」

アラジンは地下の道に押し込められ、どうすればよいかわからず、叔父の言う通りにするしかなくなった。帰ってくるとき、花園で宝を手にし、火を燃やして出口に向かった。アラジンは出口に来たが、一番上の階段が地面から離れており、跨いでも跨げない。叔父に手を貸してくれるように頼むと、魔法使いはアラジンに先にランプをよこすようにと言った。しかしランプがポケットの下まで下がっていて、なかなか取り出せない。アラジンは地面に上がってからランプを渡すと言った。

魔法使いはランプが取り出せないのを見ると、アラジンがランプの秘密に気づいたのだと思い、とっさに気持ちを変え、呪いの言葉を唱えると、地面を閉じてしまった。アラジンはようやく、この男が自分を利用し、このランプを手に入れようとしていたことに気づいた。アラジンはポケットをほどき、ランプを取り出すと、まじまじと眺めた。「何も特別なことはないじゃないか。汚いぐらいで。」と言うと、手でランプをこすった。そのとき、奇跡が起こった。一人の巨大な神がアラジンの前に立ち、恭しくこう言った。「ご主人様、私はランプの神です。何か御用ですか?」

「ぼくは・・・・・ぼくは地上に帰りたい。」

アラジンは驚いて大きな口を開け、しどろもどろに言った。アラジンの言葉が言い終わると、地面はドカーンと割れた。彼はすぐに地面に戻り、ランプの神もすぐに消えてしまった。アラジンは無事に家に帰った。

 ある日、アラジンが街で商売をしていると、巡回をしているお姫様を見かけた。このお姫様はとても美しく、アラジンは一目で気に入ってしまった。そして、自分がすでに深く彼女を愛してしまっていることに気がついた。それからというもの、居てもたってもいられなくなり、ついにある日、アラジンは地下道から持って帰ってきた宝石を探し出して、勇気を振り絞って、国王に結婚を申し出た。国王はアラジンから贈られた宝石に魅了された。彼は数えきれないほどの宝石を持っていたが、このような華麗で美しい宝は見たことがなかったのだ。彼はもう少しでアラジンからの頼みをすぐに許してしまいそうになった。しかし、よくよく考えてみると、アラジンは貧しく、おそらくこの宝物しか持っていない。今後どうやって、娘を養っていけるというのか・・・。

そこで、国王はとても過酷な条件を言いつけた。

「私はこのような宝石のお皿を40枚欲しい。皿は純金でできたものだ。40人の白い肌の女召使に運んでこさせ、40人の黒い肌の護衛にその後ろをつかせろ。もしそれができるのであれば、娘をお前にやろう。」

アラジンは喜んで家に帰り、ランプを取り出して擦った。ランプの神はやはり出てきた。アラジンは国王の要求を彼に言って聞かせ、間もなく、ランプの神はすべてのことをやってのけた。

次の日、アラジンは活き活きとした成婚隊を引き連れ、お姫様を嫁にした。町の庶民全体がその賑わいを見に来て、アラジンが姫を嫁にできたことを心から喜んだ。しかし、魔法使いはもう一度アラジンをにらむと、仕返しして、ランプを取り返そうとたくらんだ。

この日、魔法使いはアラジンが狩りに出かけている間に、雑貨屋に扮し、新しいランプをいくつかぶら下げながらお姫様の家の窓の前でこう叫んだ。

「早く見においで。古いランプを新しいランプと交換するよ。」

お姫様はそれを聞くと、とてもお得だと思い、すぐに召使に古いランプを新しいランプと換えてくるように頼んだ。

アラジンが狩りから帰ると、愛する妻がどこへ行ったのかわからず、ランプも消えていることに気が付いた。アラジンはすぐに事のすべてを理解し、あちこち妻とランプの行方を聞いて歩いた。

ある日、彼は村の男に遠い海辺に宮殿があり、そこに住んでいる魔法使いは願い事をすれば必ず応えてくれる魔法のランプを持っているということを聞いた。アラジンはそれを聞くとすぐに馬にまたがり走った。何日も走り、やっとその宮殿の前にたどり着いた。アラジンは窓から部屋の中で寂しそうにしているお姫様を見つけ、窓をたたいた。

ドンドンドン。お姫様がその音のする方を向くと、なんと、窓の外に立っているのは、彼女が昼も夜も思い続けたアラジンではないか。お姫様は夢中になって喜び、二人はお互いの手をしっかりと握り、涙を流した。アラジンは魔法のランプの秘密をお姫様に伝え、ランプを取り返さなければ、逃げるチャンスがないことも伝えた。続けてアラジンはお姫様にどうやって魔法使いを騙すかを教えた。

夜になり、魔法使いが帰ってくると、お姫様が彼のために用意した麻酔薬の入ったお酒を飲みほして、そのまま倒れた。窓の外に隠れていたアラジンは魔法使いがうまく騙されたのを見ると、家の中に跳んで入った。彼は短剣を取り出すと、魔法使いの命を絶った。そして魔法使いの懐から魔法のランプを探し出すと、自分のポケットに入れ、お姫様と共に家に帰った。アラジンとお姫様は家に帰ると、再び楽しく幸せな生活を共にした。数年後、アラジンは国王になり、やさしく正直で、人々はみな彼を慕った。

アラジンとお姫様はそれからというもの、魔法のランプを軽易に取り換えず、大切にした。なぜなら彼らは、そのランプが彼らに幸せと楽しみを運んできたことを知っていたからだ。』

ある物語です。第26弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第26弾をお届けします。

皆さんは、下の中国語の物語を読んで、どんなお話か想像できるでしょうか?

次回、日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

『阿拉丁和一群孩子正在街角嘻戏玩耍。离他不远的一个神秘人已经窥视他好几天了。这人是个魔法师,他来这里是为了找一个能帮他得到梦寐以求的宝贝的人——阿拉丁。魔法师走到阿拉丁身边,问道:“孩子,你的父亲是裁缝穆司塔法吗”

是的‘“阿拉丁望着有些奇怪的陌生人说“可他已经去世很多年了”

“我可怜的弟弟哟”

魔法师听到这话,竟捶胸顿足的哭起来。他告诉阿拉丁:“我是你父亲的哥哥,当年我远走他乡时,他还没有成婚……”阿拉丁见他说得声情并茂,便相信了他,领他回了家。

魔法师进屋后,就趴在阿拉丁父亲生前坐过的椅子上狂吻。他的这些举动让母子俩很感动,也相信了他是阿拉丁的伯父。魔法师临走前留下了好些金币,还说第二天会带阿拉丁去做大生意。

第二天一大早,魔法师便领着阿拉丁来到丛林中的一块空地。他站在那儿,口中念念有词,不一会,就听见周围一声巨响,大地竟然裂开了,地上露出来一个长方形的云石板。

魔法师告诉阿拉丁:“抓住上面的铜环,口中念着自己的名字打开它,下入地道,穿过十二级台阶。穿过一座长满珍珠宝石的花园,千万不要去留恋那些珍宝。你径直走如大厅,会看见大厅天花板中央挂着一盏旧油灯。你顺着旁边的挂梯爬上去,把油灯摘下来,再带回来给我就行了。回来时,你尽可以在花园里拿走你喜欢的宝贝,有了这些,你就能成为人人敬仰的富翁啦。”

阿拉丁被推入地道,不知如何是好,只得按伯父说的话去做:回来时,有到花园了拿了些珠宝,燃火向地道口走去。阿拉丁来到地道口,因为最上面的一级台阶离地面跨度太大,迈不上去,便请求伯父拉他一把。魔法师让阿拉丁先交出油灯,才同意帮他。可油灯压在衣袋的最下面,不容易掏出来。阿拉丁便说上去后在交给他。

魔法师见拿不到油灯,以为阿拉丁发现了油灯的秘密,便索性把心一横,念动咒语,把地面合上了。阿拉丁这才醒悟到这个家伙只是想利用他得到这盏油灯。阿拉丁解开衣袋把油灯从里面掏出来,看了又看,“没什么特别的嘛,只是脏了些。”便用手擦了擦油灯,可就在这么一擦,奇迹出现了,一个巨神站在阿拉丁的面前,恭敬的说:“主人,我是灯神,请问你有什么吩咐”

“我……我要回到地面上去。”

阿拉丁惊得张大了嘴,结结巴巴地说。阿拉丁的语音刚落,地面轰然裂开,他一下子就回到了地面,灯神也随之隐去了,阿拉丁顺利回家去了

一天,阿拉丁正在街上做生意,看见巡游的公主,这公主长得太美了,阿拉丁只看她一眼,便发现自己已经深深地爱上了她。从此便开始茶饭不思。终于有一天,阿拉丁找出了从地道里带回来的珠宝,鼓足勇气来向国王提亲。国王被阿拉丁送了的珠宝吸引住了,虽然他拥有成千上万的珍宝,但从来没有见过这般华丽漂亮的宝贝。他差点立即应允了阿拉丁的请求。可他转念一想,阿拉丁是个穷小子,可能只有这些宝物,以后拿什么供养他的女儿?

于是,国王说了一个十分苛刻的条件:

我要四十盘这样的珍宝,盘子是纯金做的,有四十个白皮肤的宫女端着,并由四十个黑皮肤的护卫跟随。如果你能做到这些,我就把女儿嫁给你“

阿拉丁兴高采烈地回到家,把神灯拿出来一擦,灯神果然出来了,阿拉丁把国王的要求对他说一遍,不一会儿,灯神就把一切事情办妥了。

第二天,阿拉丁便领着浩浩荡荡的迎亲队伍来娶公主了。全城的老百姓都来看热闹,他们都为阿拉丁能娶到公主感到由衷的高兴,可魔法师再次盯上了阿拉丁,他要报仇,拿回神灯。

这天,他趁阿拉丁去打猎,把自己装扮成一个杂货商,拎着几只新的油灯到公主窗前叫卖:

”快来看哟,新油灯换旧油灯喽“

公主一听,觉得很划算,便叫侍女把那盏旧油灯拿去换了新灯。魔法师见诡计得逞,他吩咐神灯做的第一件事就是,把阿拉丁的妻子与宫殿带到他的领地去。

阿拉丁打猎回来,发现爱妻已不知去向,神灯也不见了。阿拉丁明白了一切,开始四处打听寻访妻子和神灯的下落。

  • 他听到一位村夫说,在很远的海边上有座宫殿,住在那里的魔法师拥有一盏有求必应的神灯。阿拉丁一听,立刻策马疾奔而去,他足足跑了七天七夜,终于来到了那座宫殿面前。阿拉丁从窗户看见了屋里孤独的公主,便敲了敲窗户。

嘭嘭嘭,公主应声望去,天啊,站在窗口的人,不正是他日思夜盼的阿拉丁吗?公主欣喜若狂,他们紧握着彼此的手,泪水不断的流着。阿拉丁把神灯的秘密告诉了公主,并告诉她只有拿回神灯,才有机会逃生。接着,阿拉丁告诉公主如何去骗魔法师。

晚上,魔法师回来后,喝下了公主为他准备的放有麻醉药的酒,昏了过去。藏在窗外的阿拉丁见魔法师中计,便纵身跳进屋。他抽出匕首,结束了魔法师的性命,又在他身上搜出神灯,放进了自己的衣袋里,带公主回家了,阿拉丁和公主回了家,重新快乐幸福地生活在一起,几年后,阿拉丁当上了国王,他善良正直,臣民们都很爱戴他。

阿拉丁和公主从不轻易换神灯而是把神灯好好地珍藏着,因为他们深深知道,是它带给他们幸福和快乐。』

「八」と「九」

皆さん、こんにちは。

今回は数字に関わる中国事情について、皆さんとシェアしたいと思います。

特に今回は「八」と「九」という数字について書きます。

「八」については、日本でも中国でもよいイメージがある数字だと思います。

中国では、「八」ba1という発音が「发」fa1という発音と似ていることから、「发财」(財産を手に入れる)という意味と絡めて縁起がよいとされています。

それでは、「九」はどうでしょう?日本だと、「苦」というイメージで縁起が悪い数字として使われています。

中国では、実は「九」も縁起のよい数字として使われています。

その理由として、「九」jiu3という発音が、「久」という発音と同じため、「永遠に」という意味と絡め、縁起がよいとされているのです。

 

 

 

 

中国語:漂亮

皆さん、こんにちは。

今回は中国語の「漂亮」について、皆さんとシェアしたいと思います。

皆さんは、「漂亮」というと、きれいな女性に対して使う、というイメージを持たれるのではないでしょうか?

実は、この「漂亮」は、人や物にだけではなく、スポーツの場面でもよく使われる表現なのです。

例えば、バスケの試合でシュートが決まったとき、卓球の試合でスマッシュが決まったときなど、

それを見ている観客や実況の人が「漂亮」と言うことがあります。

日本語にすると、「お見事!」「ナイス!」のような感じでしょうか。

中国の方とスポーツをしたり観戦する機会があるときには、ぜひ、この「漂亮」を使ってみてください。