要求を相手に伝える表現

PAK74_ookawagomennasai1209500

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さん、こんにちは。

今回は、以前中国語超特急にお越しいただいた生徒さんのエピソードを元に、中国人に自分の要求や想いを伝えるための中国語表現について書きたいと思います。

 

この生徒さんは仕事で度々中国へ出張に行っていました。

実は、この生徒さんは中国語超特急2週間コースの間にも中国へ出張へ行かなければならなく、ちょうど1週目の講座が終わったときに中国へと飛んだのです。

このときはまだ真夏、中国へ着くなりタクシーに乗り、滞在するホテルへと向かっていたときのことです。

タクシーの運転手は窓を開けてはいたものの、その猛烈な暑さに生徒さんは耐えられなくなり、こう言ったのです。

『很热,很热!』

しかし、その運転手はその言葉を聞いても、「エアコンをつける」ということはしてくれなかったそうです。

 

2週目の授業が始まると、まず先にその話をしてくださり、

「なかなかエアコンをつけてくれないから、暑くて暑くて。。ぼくの発音が悪かったのかな?」

とおっしゃいました。

そして、「很热,很热。。」と繰り返し発音してくださったのですが、その発音を聞いても、間違えているわけでもなく、どう聞いても「暑い」に聞こえる発音でした。

 

皆さんの中にも似たような経験をお持ちの方、いらっしゃいますか?

その生徒さんがあまりにもお茶目に(笑)その話をしてくださったので、思わず私も笑ってしまいましたが、

本来は笑い事ではないですね。

 

では、タクシーの運転手はどうしてエアコンをつけてくれなかったのでしょうか?

ただ単に不親切?だったのかもしれませんが、こちらの要求が上手く相手に伝わっていなかったことが大きな原因だと考えられます。

こう言うと差別しているように聞こえてしまうかもしれませんが、日本ではお客さんが「暑い、暑い」と言っていたら、

「エアコン入れましょうか?」と尋ねるのが普通かもしれませんが、

中国では、「しっかりと自分の要求を伝えないと伝わらない」ところがあります。

 

おそらく、この生徒さんも運転手に対して「エアコンをつけてください。」と言いたかったのですが、「エアコンをつける」という中国語がわからなかったために、自分の知っている「很热」という表現でなんとか伝えようと思ったのでしょう。

まさにサバイバル中国語!想いが伝わらなかったのは、大変残念ですね。。

 

言い訳をすると、この生徒さんが受講した第1週目では、発音と、簡単な表現は学習するのですが、

「エアコンをつける」は第2週目で学習する表現ですので、この生徒さんがどう言ったらよいかわからなかったのは当然です。

このような咄嗟の情況で、自分が知っている表現を相手に伝えられただけでも、実はすごいことではないでしょうか?

 

話は戻り、「自分の要求を相手に伝える」ためによく使う中国語表現は、

 

「请~」

 

「可以~吗?」

です。

「请~」は「~してください」、「可以~吗?」は「~してくれますか?」もしくは「~してもいいですか?」となります。

例えば、上の例ですと、

「请开空调。」(エアコンを入れてください。)

「你可以开(一下)空调吗?」(エアコンを入れてもらってもいいですか?)

と言えば、運転手はエアコンをつけてくれたでしょう。

 

実は「请~」も「可以~吗?」も第1週目で学習する表現です。

「~」に入る表現は第2週目で多く学びますので、第1週目の段階では、だいぶ限られたものになってしまいますが・・・

 

「请给我~。」(~をください。)

「我可以用(一下)吗?」(使ってもいいですか?)

のような表現は第1週目でも十分に使うことができます。

 

この他にも「自分の要求を伝える」表現があります。

 

「想」

 

「要」

です。

「想」は「~をしたい」、「要」は「~がほしい」と言うときに使います。

例えば、

「我想去~。」(~に行きたい。)

「我要这个。」(これがほしい。)

となります。(こちらも第1週目で学習する表現です。)

 

こちらも、いざというときのために「~」に入る表現をたくさん習得しておきたいですね。

 

以上、「自分の要求を相手に伝える」ための表現でした。

やはり、すぐに中国に行かれる予定のある方は2週間コースを受講して、準備万端の状態で行かれることをおすすめします!!(笑)

日本国民が国民の安全を顧みなかったと安倍政権を批判

中国語初心者のための中国留学ガイド、日中ニュース比べ読み更新情報です。

 

では、早速中国語の記事と合わせてご覧ください。

 

日本語訳タイトル『日本国民が国民の安全を顧みなかったと安倍政権を批判』

(中国語の記事)

日本民众批评安倍政权不顾国民安全

新华网东京2月1日电 (记者刘秀玲冯武勇)日本民众2月1日走上东京新宿街头,批评安倍政权将国民生命安全置于危险之中。

当天的游行由日本民间团体“我们不需要安倍创造的未来”主办。示威者手持“不要利用汤川遥菜和后藤健二的死策划推动海外派兵”“不要树敌,外交才能真正保护日本人”等标语,抗议安倍政权将国民生命安全置于危险之中,呼吁民众“对安倍政权说不”。

一名50岁左右的女性参与者说:“此次人质遇害事件说明,安倍推行的不是和平外交,而是要拿起武器进行战争。这是非常难以原谅的。”

极端组织“伊斯兰国”1月20日发布视频,要求日本在72小时内支付2亿美元赎金,否则将杀死两名日本人质后藤健二和汤川遥菜。1月24日,“伊斯兰国”相关网站出现照片及音频,显示汤川遥菜已被杀害。2月1日,“伊斯兰国”公开后藤健二疑似遇害视频。日本政府表示在人质事件中尽了全力,而日本国内不少意见认为,安倍访问中东以及其推行的所谓“积极和平主义政策”直接或间接地导致了惨剧的发生。

→クリックして実際の記事のページへ

→クリックして記事読み動画へ

→日本の記事のページへ

日中ニュース比べ読みサイトはこちらです。