中国人のマナー

皆さん、こんにちは。

「中国人のマナー」について、よく悪い面ばかりが取り上げられますが、今回は、良い面について書きたいと思います。

それは、交通機関での「席譲り」のマナーです。

日本でもお年寄りや妊婦の優先席が設けられていますが、中国では、こういった方たちに自分の席を譲るのが当たり前になっています。

また、小さな子供に対しての「眼差し」も少し日本とは違います。

例えば、電車の中で赤ちゃんが泣いている場面で、多くの日本人はそれを見て迷惑そうな顔をしたり、冷たい視線を向けるのに対し、中国では声を掛けてあげる人の姿を多く見かけます。

中国では、「子供は国の宝」という考えがあるので、「子育ては皆でするもの」という感覚がより強くしみ込んでいる気がします。

そういう意味では、小さな子供を連れて肩身の狭い思いをしなくてはならない日本よりも、寛大な目で見守ってくれる中国の方が親としては気が楽だな、と思います。

 

 

 

 

中国での呼び名

皆さん、こんにちは。

皆さんは中国人の友達はいますか?もしくは同僚や同級生に中国人はいますか?

そんな彼らとどう呼び合っていますか?

たいてい日本語では「~さん」、「~くん」ではないでしょうか?

中国では、親しい相手には基本的にはそのままの名前だけで呼ぶことが多いです。

例えば田中さんだったら、「田中」とそのまま呼ばれることも少なくないでしょう。

もちろん、目上の相手や上司の場合には「~先生」、「~女士」と呼ぶこともありますが、同僚や後輩、若い先輩に対しては普通に名前で呼んでしまっても大丈夫です。

日本人からすると少し違和感があるかもしれませんが、中国人の間では普通のことなので、呼び捨てされてもびっくりしないでくださいね(笑)

 

 

 

春运とは?

皆さん、こんにちは。

皆さん、タイトルの「春运」とは、何を指すかわかりますか?

春に運動すること、ではありません。

実はこれ、中国のお正月(旧暦)、「春節」の際のある現象を表す言葉なのです。

毎年、春節が近づくと、中国では帰省ラッシュが起こります。

ほぼ全ての交通機関で大混雑が起こり、人で溢れかえります。

このような現象を「春运」と呼ぶのです。

だいたい春節の前後40日間が「春运」と言われるそうです。

 

 

 

 

中国式採点方法

皆さん、こんにちは。

皆さんは、テスト用紙が手元に返されたときに、つけられて一番嬉しい印は何ですか?

多くの人は、〇だと答えると思います。

実は、中国人は違います。

中国人が最も喜ぶ印は、✔なんです。

中国では、採点の際、正解の箇所には「✔」をつけるのが一般的です。

逆に間違えた箇所には「✖」をつけます。

採点の際、〇はほとんど使われることはありません。

ですので、もし中国で「✔」打钩をもらったら、喜んでも大丈夫ですよ!

 

 

 

 

中国の「餅」

皆さん、こんにちは。

皆さんは「餅」と言えばどんなものを思い浮かべますか?

お正月に食べる、白くてのびるあれですよね?

しかし、中国でいう「餅」とは、少し違うのです。

中国語で「餅」は、小麦粉を練って円形にしたものを言います。

それをクレープのようにうすく焼いたものを「煎饼」と言います。

上の写真のような中に肉や野菜などの餡を入れ、焼いたり揚げてあるものを「烧饼」や「油酥饼」と言います。

ほかにも中秋節に食べる「月餅」は日本でも有名ですね。

皆さんも、中国に行かれた際には色々な「餅」を味わってみてください。

 

 

 

 

キャッシュレスの中国

皆さん、こんにちは。

「中国ではほとんどスマホ一つで生活できる。」これは中国で仕事をされているある生徒さんが話していた言葉です。

確かに、今や誰もがスマホを持っていることが当たり前になり、買い物、移動、チケット予約などそのすべてをこの手持ち機械(手机)で行えるようになりました。

10年前までは考えられなかった光景ではないでしょうか?

さて、そんな今回は、これから中国に行かれる皆さんのために、中国で多く使用されているスマホ決済サービスをご紹介します。

・支付宝(Alipayという中国のアリババグループが提供しているスマホ決済機能)※中国の銀行口座とアプリインストールで使用可能

・微信支付(WeChatPay 中国版LINEのWeChatが提供しているスマホ決済機能)※アプリインストールとマネーチャージで使用可能

・银联(银联卡と呼ばれる銀行カード決済のほか、APPをスマホに入れてスマホ決済も可能)

 

中国では、これらのサービスはかなり普及しており、お店、レストランだけに限らずタクシーの乗車代金もスマホ決済が進んでいるようです。

初めて中国に行かれる方は、そのキャッシュレスぶりに驚かされるでしょう。

 

 

中国各省の略称

大家好。

大家去过中国的哪里?

大家知道吗?其实,中国的各个省都有另外几个名字。这叫简称。

今天,我想向大家介绍一些中国省或市的简称。

 

皆さん、こんにちは。

皆さんは中国のどこに行ったことがありますか?

ご存知でしたか?実は、中国の各省にはそれぞれ別な名前(略称)があるということを。

今日は、皆さんに中国の省や市の略称をご紹介したいと思います。

 

北京市-京

天津市-津

上海市-泸

重庆市-渝

河北省- 冀

山西省-晋

辽宁省-辽

吉林省-吉

黑龙江省-黑

江苏省-苏

浙江省-浙

安徽省-皖

福建省-闽

江西省-赣

山东省-鲁

河南省-豫

湖北省- 鄂

湖南省-湘

广东省-  粤

海南省- 琼

四川省-川、蜀

贵州省-黔或贵

云南省-云、滇

陕西省-陝、秦

甘肃省-甘或陇

青海省-青

香港-港

澳门-澳

台湾-台

 

大家去中国的话,仔细看一下那里的车牌上或菜单上有没有这些简称。

中国に行かれたら、ぜひ車のナンバープレートやメニューにこれらの略称が使われていないか注意して見てみてください。

 

 

 

年年有鱼:中国の魚料理

皆さん、こんにちは。

中国では最近旧正月(春節)を迎え、毎年のことながら帰省ラッシュで大混雑する様子が伝えられていましたね。

日本のお正月もそうですが、中国人にとっての春節は、新たな年を家族や大切な人たちと一緒に喜んで迎えるものです。

そんな春節をお祝いするのに相応しいお正月料理、と言えば、日本では御節がありますが、

中国ではどんなものが食べられているかご存知でしたか?

中国には「年年有余」にかけ「年年有鱼」ということで、魚料理が食べられることが多いようです。

今回はそんな魚料理の中でも、特色豊かで美味しい一品をご紹介します。

水煮鱼という料理です。

魚まるごと油に浸し、唐辛子や薬味を入れて煮込んだ料理です。

見た目はとても脂っこいのですが、食べると意外にさっぱりとしていて、辛さが効いています。

重慶で生まれた料理だそうですが、多くの中国人に愛されています。

中国に行かれたら、一度は味わってみてください。

中国のお酒にもぴったりですよ。

 

 

中国関連書籍のご紹介

皆さん、こんにちは。

中国語超特急講座にお越しいただく皆さんは、中国に関心や興味のある方がほとんどですが、

急に中国に赴任しなければならなくなったビジネスマンの方もいらっしゃいます。

そんな中、2週間の特訓で中国語をマスターすることはもちろん、中国の事情や常識を知っておきたいな、と思われる方も多いかと思います。

このブログでも中国のことを色々ご紹介させていただいていますが、

学習と学習の合間にお読みいただけるような、中国関連の本を中国語の教室に置かせていただいておりますので、ご興味のある方は是非ご自由にお読みください。

最近新たに加わった書籍をご紹介します。

【日中は異文化だから面白い】相原 茂

 

【相席で黙っていられるか】井上 優 

この本に関連する代表ブログはこちら

【中国人の誤解 日本人の誤解】中島 恵

【なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?】中島 恵

中国語習得と共に、是非、中国への興味も深めていただけたら、と思います。

 

 

 

 

中国語の「いいね!」

皆さん、こんにちは。

今回は皆さんもSNS上でよく使用している「いいね!」について書きます。

中国のSNS上では、相手の投稿について反応を示すときに、よく「赞」が用いられています。

これはまさに日本のSNS上で用いられている「いいね!」です。

赞はもともと中国語(共通語)では、この一つの文字で用いられることは少なく、

赞成(賛成する)や称赞(褒める)などのような使われ方をしていました。

しかし最近では、SNS上で相手に賛同したり、褒めたりという意味で、この「赞」が使われるようになりました。

皆さんもおそらく中国語版SNSではこの「赞」をよく目にすると思います。

ついでによく目にするものは他に、「批评」(コメント)や「群」(グループ)、「朋友圈」(友達の輪)などがあります。

これらの機能を使い、皆さんも中国人のお友達とSNSを利用してみてはいかがですか?