ある物語です。第23弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第23弾をお届けします。

皆さんは、下の中国語のお話を読んで、何のお話か想像できるでしょうか?

次回、日本語タイトルと日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

※タイトルとなっているため、●●と□□としてあります。

『●●长了四条腿,一蹦一跳,跑得可快啦。

□□也长了四条腿,爬呀,爬呀,爬得真慢。

有一天,●●碰见□□,看见□□爬得这么慢,就想戏弄戏弄他,于是笑眯眯地说:“□□,□□,咱们来赛跑,好吗?”□□知道●●在开他玩笑,瞪着一双小眼睛,不理也不踩。●●知道□□不敢跟他赛跑,乐得摆着耳朵直蹦跳,还编了一支山歌笑话他:

□□,□□,爬爬爬,

一早出门采花;

□□,□□,走走走,

傍晚还在门口。

□□生气了,说:“●●,●●,你别神灵活现的,咱们就来赛跑!”

“什么?□□,你说什么?”

“咱们这就来赛跑。”

●●一听,差点笑破了肚子:“□□,你真敢跟我赛跑?那好,咱们从这儿跑起,看谁先跑到那边山脚下的一棵大树。预备!一,二,三,---”●●撒开腿就跑,跑得真快,一会儿就跑得很远了。他回头一看,□□才爬了一小段路呢,心想:□□敢跟●●赛跑,真是天大的笑话!我呀,在这儿睡上一大觉,让他爬到这儿,不,让他爬到前面去吧,我三蹦二跳的就追上他了。

 “啦啦啦,胜利准是我的嘛!”●●把身子往地上一躺,合上眼皮,真的睡着了。再说□□,爬得也真慢,可是他一个劲儿地爬,爬呀,爬呀,爬,等他爬到●●身边,已经筋疲力尽了。●●还在睡觉,□□也想休息一会儿,可他知道●●跑得比他快,只有坚持爬下去才有可能赢。于是,他不停地往前爬、爬、爬。离大树越来越近了,只差几十步了,十几步了,几步了………终于到了。

●●呢?他还在睡觉呢!●●醒来后往后一看,唉,□□怎么不见了?再往前一看,哎呀,不得了了!□□已经爬到大树底下了。●●一看可急了,急忙赶上去可已经晚了,□□已经赢了。

●●跑得快,□□跑得慢,为什么这次比赛□□反而赢了呢?』

前回の物語は・・・22

皆さん、こんにちは。

前回の中国語の物語、皆さんは何のお話かわかりましたか?

正解は・・・・

「三つの言葉」でした。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『 昔、年老いた伯爵がスイスに住んでいました。息子が一人いましたが間抜けで何も覚えられませんでした。それで父親は「よく聞け、どんなに努力してもわしはお前の頭の中に何もいれられない。お前は今から行かなくてはならない、名高い先生の世話にあずける。その先生がお前に何ができるか見よう。若者は見知らぬ町に送られ、丸1年その先生と一緒にいました。この期間の終わりにまた帰宅したので、父親は「さあ、息子よ、何を覚えた?」と聞きました。「お父さん、犬が吠えるとき何というか覚えました。

「主よ、哀れみたまえ!」と父親は叫びました。「お前が覚えたのはそれだけか?お前を別の町の別の先生のところへ送ろう。」若者はそこへ連れて行かれました。そしてこの先生とも同じように1年過ごしました。帰宅すると、父親は再び「息子よ、何を覚えた?」と聞きました。「おとうさん、小鳥がなんというか学びました。」と若者は答えました。すると父親は怒り狂って「このふつつか者め!お前は貴重な時間を使い何も覚えなかった。わしの前にでてくるのが恥ずかしいと思わんか?お前を3番目の先生に送ろう。しかし今度もまた、何も覚えなければわしはもうお前の父ではないからな。」と言いました。若者は3番目の先生と1年過ごしました。帰宅すると、父親は再び尋ねました。「息子よ、何を覚えた?」若者は「おとうさん、今年は蛙が何と鳴くか覚えました。」と答えました。すると、父親は激怒して跳び上がり、家人を呼ぶと、「この男はもう息子ではない。家から追い出す。森へ連れて行き殺すことを命じる。」と言いました。家人は若者を連れ出しましたが、殺すべきでしたが、可哀そうでできませんでした。それで、若者を放してやり、形見として老人に持っていくためシカから舌と目を切り取りました。

若者はさまよい続け、しばらくして要塞につき、一晩の宿をお願いしました。「いいとも、もしお前があそこの古い塔で夜を過ごすなら。しかし、忠告しておくが、命を危険にさらすことになるぞ。というのは、野犬がいっぱいで止むこと無しに吠えたり遠吠えしたりするんだ。そしてきまった時間に人間をあたえなければならない。それで、その人間をすぐガツガツたべてしまう。そのためそのあたり全体が悲しみと不安の中にある。それでもこれをとめるため誰も何もできないんだよ。」と城主は言いました。しかし若者は怖がらず「吠えている犬のところへ行かせてください。そして犬たちに投げてやるものをなにかください。僕に何も危害を加えないでしょう。」と言いました。

若者自身がそういうので、野性の動物に与える食べ物を持たせ、塔に案内しました。中に入ると、犬たちは吠えないで若者の周りで愛想良く尻尾を振り、目の前に置いたものを食べ、頭の一本の髪も傷つけませんでした。次の朝、皆が驚いたことに、若者は無事で無傷にまた出てきました。そして、城主に「犬たちは自分の言葉で、どうしてそこに住み、その土地で悪さをするのか、うちあけてくれました。彼らは魔法にかけられていて、塔の下にある宝を見張らされているのです。宝がもちさられるまで休めないのです。また、彼らの話から、どうやってそれをやるかも私はわかりましたよ。」と言いました。それでこれを聞いた人は皆喜び、城主は無事にやり遂げたら息子として養子にしよう。と言いました。若者はしなければいけないことを知っていたので、徹底的にやり、金でいっぱいの箱を出してもってきました。

野犬の遠吠えはそれ以来もう聞こえませんでした。彼らは消えてしまったのです。国は悩みから解放されました。しばらくして、若者はローマへ旅しようと思いました。途中で沼地を通り過ぎると、たくさんの蛙が座って鳴いていました。彼らのいうことをよく聴いて、言っていることを知ると、とても物思いに沈み哀しくなりました。とうとうローマに着きました。そこでは法王が今死んだばかりで、枢機卿のあいだで、後継者として誰を指名するかという大きな問題がありました。そしてとうとう、何か神聖で奇跡的な印できわだつ人が法王に選ばれるべきだということに意見が一致しました。そしてそれが決められた丁度そのときに、その若い伯爵が教会に入ると、突然雪のように白い鳩が肩に飛んで来て、そこに残って座っていました。牧師は上からの印とわかり、その場で法王になるかと尋ねました。若者は決められず、自分がそれにふさわしいのかわかりませんでしたが、鳩がそうするように助言したので、とうとう「はい」と答えました。それから油を注いで清められ、聖職に任命されました。こうして、途中で蛙から聴いたこと、自分が法王になる運命だということ、そしてとても自分に影響を与えたこと、が実現されました。それからミサをうたわねばなりませんでした。そしてその1語もわからなかったのですが、2羽の鳩が. 常に肩にとまって全部耳にささやきました。』

ある物語です。第22弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第22弾をお届けします。

皆さんは、下の中国語の物語を読んで、何のお話か想像できるでしょうか?

次回、タイトルと日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

『 从前,有位住在瑞士的老伯爵只有一个儿子,可这儿子傻傻的,什么也学不会。 父亲于是对儿子说:”听着,儿子。我已经尽一切努力教你,可你什么都没学会。我替你找了个有名的导师,你上他那儿去,看他能不能教你点什么。”就这样,年轻人被送到另外一座城市,在那里学了一年。 年底他回到家,父亲问他:”儿子,你这一年学了点什么?””父亲,我学会了狗语。””主啊,可怜可怜我们吧!”父亲叫起来,”这就是你所学的?我要把你送到另一个城市去,另找一位导师。”于是,年轻人又被送去和另一位导师学了一年。 回来时父亲问:”我的孩子,今年你学了点什么?”他回答说:”父亲,我能听懂鸟语了。”父亲大发雷霆:”你这蠢货,竟然一无所获地度过宝贵的时光!你回来就不感到难为情吗?我再为你找个导师,如果你这次还是什么都学不会,我就再没你这儿子了!”
年轻人跟着第三位导师又学了一年。 等回到家,父亲问他:”你学会了什么,儿子?”他回答:”亲爱的父亲,今年我能听懂蛙鸣的含义了。”父亲气得火冒三丈地跳起来对仆人说:”这家伙不再是我儿子,我已经把他赶出去了。我命令你们把他带到森林里去杀了。”
仆人把青年带到森林里,但是不忍心杀他,他把他放了,然后杀了一头鹿,取了眼睛和舌头拿回去禀报伯爵。 青年漫无目的地朝前走,走了很久,终于来到一座城堡。 他请求那里的人让他歇一夜。
“可以,”城堡的主人说,”只要你愿意,就去塔楼里住一夜吧。不过我要警告你:那里很危险,有很多野狗在不停地乱吠乱叫 ,到某个时辰还得给它们一个人吃,倾刻就会把人吃光。 “原来当时整个地区都被这群野狗闹得不得安宁,可又没有办法。年轻人一点也不害怕地说:”就让我去吧,不会有事的。 给点吃的让我去喂它们。 “既然他自己要去,人们便给了他一些喂狗的东西让他去了。
年轻人走进塔楼,那些狗不叫也不闹,友好地摇着尾巴围着他转,吃着他摆在它们跟前的食物,丝毫没有伤害他。 第二天,他毛发无损地平安走出塔楼来对主人说:”那些狗用它们的话告诉我为什么它们会住到这儿来,为什么会为害一方的。它们中了魔法,被迫到这儿来守护塔楼底下的一笔财宝,只有等人们取走财宝时它们才能得到安宁。我还从它们的谈话中了解到怎样才能取出这些财宝。”听到的人无不欣喜万分,主人说只要年轻人做好这件事就认他作儿子。 于是年轻人又来到塔楼,胸有成竹地取出一个装满了金子的箱子。 从此,人们再没听到野狗的嚎叫,也再没见到那些野狗了,这个地方又恢复了原有的宁静。
过了一段时间,年轻人想去罗马。 他路过一片沼泽地,听到许多青蛙在”呱呱”地说话。 他听后沉思起来,感到有些悲伤。 后来他终于到了罗马,原来教皇刚刚去世了,红衣主教们正在为由谁继任教皇发愁。 他们最后决定选一个有神力、能创造奇迹的人继任。 年轻的伯爵这时恰好走进教堂,两只白鸽飞到他肩头就不走了。 教士们认为那是主的意志,当时就问他是否愿意当教皇。 年轻人犹豫着,不知道自己是否配做教皇。 鸽子建议他答应下来,于是他同意了。
接着就是涂油、献祭等一系列宗教仪式。 他在来罗马的路上就听到青蛙们说自己会当上神圣的教皇,他当时大为震惊,这时正好验证了。 轮到他主持做弥撒的时候,他连一个字也不会讲。 两只鸽子就一直坐在他肩头,一句句教给他。』

前回の物語は・・・21

皆さん、こんにちは。

前回の中国語のお話、皆さんはどんな物語かわかりましたか?

正解は・・・

「ピノキオ」でした。ちなみに中国語タイトルは「小木偶奇遇记」と言います。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『ある小さな村に、おもちゃ作りのピペットおじいさんが住んでいました。彼には子供がおらず、とても寂しく暮らしていました。

そこで、ある日、ピペットおじいさんは木で男の子のかわいい人形を作りました。

できあがると、おじいさんは彼をとてもかわいがり、ついにはため息をつきながら、

「あぁ、お前が本当の男の子だったら、どんなにいいことか。」とつぶやきました。

夜中にそれは起こりました。ほら、美しい天使が突如現れたのです。

女神はよく寝ているおじいさんの耳元で、

「おじいさん、あなたはたくさんの美しくてかわいいおもちゃを作り、子供たちにたくさんの笑顔を与えました。そこで、あなたの望みをかなえてさしあげましょう。」とささやきました。

女神のスティックを軽くふると、木の人形は立ち上がりました。

木の人形はテーブルの上で歩く練習をし、歩きに歩いてついには転んでしまい、おじいさんを起こしてしまいました。

おじいさんは両目をこすりながら、信じられないといった様子でしたが、ついには嬉しくて木の人形を抱きかかえると、歌って踊りました。

次の日、木の人形は学校に行きました。彼は本を持って学校に向かいました。

途中、突然ラッパや太鼓を叩く音が聞こえました。とてもにぎやかです。

「お!劇をやっている!見に行きたいなぁ。けど、学校が・・・あ、でも、一日ぐらい遅れて行っても大丈夫だろう。」こんな感じで自分に言い聞かせると、木の人形は急いで劇団の中に入っていきました。

劇団の団長は木の人形を楽しんだので、彼に金貨を5枚くれました。木の人形がとても嬉しくなり、金貨を持って家に帰ろうとしましたが、いじわるなきつねと猫に出くわしてしまったのです、

「木の人形くんや!君の金をもっと増やしたくないかい?ぼくたちは面白い草原を知ってるんだ。君の金貨を一枚植えると、金貨のいっぱいついた木が生えるんだ!」

「ほんと?早く連れてってよ!」

ついに、木の人形は騙されてしまいました。彼らが金貨を出せと迫ると、木の人形は金貨を口の中に隠してしまいました。すると、すぐにきつねと猫に木に吊るされてしまったのです。

木の人形が落ちかけているとき、女神がやってきて、彼を助けました。

「一体、どうしたことです?」女神が聞きました。

本当のことを言うのは恥ずかしいので、木の人形は考えた結果、嘘をつきはじめました。

「あれ?なんかおかしい。なんで話せば話すほど、鼻が長くなっていくんだ?」

木の人形が話を続けると、鼻はさらに長くなります。ついには泣き出してしまいました。

「助けてよ!もう二度と嘘をつかないから。」と彼は女神に頼みました。

女神はやっと彼の鼻を元にもどしました。

これからは、木の人形はいい子になると決めました。

しかし、仲間たちが彼をあそびの国へ行こうと誘ってきます。木の人形はとまどいましたが、心が動いてしまいました。

あそびの国ではみんな子供ばかり、毎日学校へも行かなくていいし、仕事もする必要がありません。あそんでいるだけでいいなんて、なんて楽しいのでしょう。

木の人形はお父さんや女神のことなんてすっかり忘れていました。

しかしある日、不幸なことが起こったのです。

木の人形は自分がロバになっていることに気づいたのです。

実はこのあそびの国は悪者によってつくられ、怠け者の子供を誘っては、彼らをロバに変えて売りに出していたのです。

悪者が木の人形と他のロバと一緒に船に乗り、甲板まで行くと、木の人形は突然「ぼとん!」と海の中に落ちてしまいました。

海の中に落ちた木の人形は、次第に人の形に戻っていきました。木の人形は喜び、急いで岸辺に向かって泳ぎました。

突然、ハラ!と音がしたかと思うと、前に一匹の大きなくじらが現れ、口を開くと、木の人形を呑み込んでしまいました。

くじらのおなかの中は真っ暗でした。

ふと前を見ると、なぜか明るい光がありました。木の人形が近づいてみると、なんとそれはお父さんだったのです。

父と息子は互いに抱き合って泣きました。

実は、ピペットおじいさんは木の人形を探すため、船で海に行き、くじらに呑まれてしまったのでした。

「お父さん、逃げ出す方法がある。くじらは風邪を引いていてよくくしゃみをするから、そのときを狙って外に逃げ出すんだ。」

木の人形は時間を見計らって、お父さんを連れて逃げ出しました。

ピペットおじいさんと木の人形は冷たい波の中を前に向かって泳ぎ、ついにはピペットおじいさんは疲れ切ってしまい、木の人形はおじいさんを支えながら一生懸命に岸辺に向かって泳ぎました。

岸に着くと、木の人形は力尽きて倒れました。

彼が眠りから覚めると、「見て!お父さん、ぼくは本当の子供になったよ!」

そうなのです。これこそが女神が彼にくれた最も大きなご褒美だったのでした。』

ある物語です。第21弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第21弾をお届けします。

皆さんは下の中国語のお話を読んで、どんな物語か想像できるでしょうか?

次回、日本語タイトルと日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

『 小镇上,住着一位专门做玩具的薛贝特老伯伯,老伯伯没有孩子,生活非常寂寞,因此,有一天,老伯伯便用木头做了一个可爱的小木偶男孩。

  做完后,老伯伯对他爱不释手,忍不住叹口气说:

  唉!如果你是个真的小男孩,那该有多好啊!

  半夜里,怪事发生了,看啊!一位美丽的天使突然出现了。

  仙女轻轻对熟睡的老伯伯说:

  老伯伯,因为你曾经做过许多美丽可爱的玩具,为孩子们带来欢笑,因此,我就帮您把你的愿望实现。

  仙棒轻轻一点,小木偶站起来了。

  小木偶在桌子练习走路,走着,走着,竟跌倒了,吵醒了老伯伯。

  老伯伯揉揉双眼,不敢置信,最后,终于忍不住,高兴地抱起小木偶,又唱又跳!

  第二天,小木偶开始上学了。他带着书往学校去。

  才走到半途,忽然听到喇叭声、鼓声.,好不热闹!

  咦,是在演戏呢!真想去看看可是,又必须上学,唉!我想!迟一天去上学,应该是无所谓的。 这么安慰自己后,小木偶便急急往戏团去了。

  戏团的主人因为欣赏小木偶,便赏了他五枚金币。小木偶高兴极了,拿着金币往家里跑,谁知竟碰上了狡猾的狐狸和猫。

  小木偶啊!你想不想让你的钱变得更多呢?我们知道有个奇异的草原,只要你种下一个金币,就会生一棵长满金币的树哦!

  真的,请你们快带我去吧!

  结果,小木偶被骗了,他们逼他交出金币来,小木偶把金币藏在嘴里,狐狸及猫找不到,便把他吊到树上去了。

  就在小木偶逐渐支持不住时,仙女来了,救了他。

  到底是怎么回事呢? 仙女问。

  说实话太丢脸了。 小木偶心想,于是,开始胡扯。

  咦,不对呀!怎么越说鼻子变得越长呢?小木偶继续说,鼻子又继续变长,他终于忍不住哭出来了。

  救救我,我再也不敢说谎了。 小木偶求仙女。

  仙女这才让他的鼻子恢复正常。

  这一次,小木偶决心要做个好孩子了。

  可是,同伴们又引诱他到欢乐国去。小木偶禁不惑,又心动了。

  欢乐国里全部都是小孩子,每天不必上学,也不必工作,只是玩,真是十分快乐。小木偶已把爸爸及仙女的事全忘光了。

  可是,有一天,不幸的事发生了,小木偶发现自己变成了一只驴子。

  原来,这欢乐国就是坏人所设计,专门用来引诱贪玩的小孩,好把他们变成驴子出售的。

  坏人把小木偶和其他的驴子一起赶上船,走到甲板上,小木偶突然 扑通! 一声跌到海里去了。

  跌到海里的小木偶,逐渐恢复了人形。小木偶好高兴,赶紧朝着岸边游去。

  突然, 哗啦! 一声,前面出现了一只大鲸鱼,嘴一张,便把小木偶吞了下去。

  鲸鱼的肚子里,漆黑一片。

  不前方怎么会有亮光呢?小木偶靠近一看,那不是爸爸吗?

  父子两人相拥而泣。

  原来,薛贝特老伯伯是为了寻找小木偶,驾船到海上,才被鲸鱼吞下去的。

  爸爸,我有个逃出去的好办法。鲸鱼感冒了,常常打喷嚏,我们可以趁机逃到外面去。

  小木偶算好时间,顺利地带着爸爸逃了出来。

  薛贝特老伯伯和小木偶在冰冷的波浪里向前游,最后,薛贝特终于体力不支,小木偶不顾一切地拖着他,奋力朝岸边游.

  上岸了,小木偶也精疲力尽地昏倒.

  等到他醒来, 看啊!爸爸,我变成一个真的小孩子了!

  是的,这便是仙女给他的最大奖赏。』

前回の物語は・・・20

皆さん、こんにちは。

前回の中国語の物語、どんなお話しかわかりましたか?

正解は・・・・

「おおかみと七匹のこやぎ」でした。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『昔、ヤギのお母さんがいて、7匹のこどもがいました。

ある日、ヤギのお母さんは森へ食べ物を探しに出かけようとしていました。

そこで、7匹のコヤギを前に呼び、一匹一匹に言い聞かせました。

「お母さんがいないとき、もしオオカミが来ても、決してドアを開けてはいけませんよ。オオカミの声はガラガラで、爪は黒いから、すぐにわかるだろうよ。」

7匹のコヤギは「心配しないで。お母さん、ぼくたち気をつけるよ。」と言いました。

間もなく、「ドン、ドン、ドン」と誰かがドアを叩きました。

「よい子のコヤギたちよ、お母さんだよ。ただいま。おいしいものをたくさん持ってきたよ。」

しかし、その声はガラガラで荒々しかったので、コヤギたちは大きな声で答えました。

「開けない、開けない、開けないよ。お母さんはそんなに声がガラガラしてないもん。」

 

そこで、オオカミは店で滑石粉を買うと、それを食べ、声が柔らかく聞こえるようにしました。

今度も、オオカミはコヤギの家のドアの前に来ました。

「よい子のコヤギよ、お母さんだよ。ただいま。おいしいものをたくさん持ってきたよ。」

しかし、ドアののぞき穴から、コヤギはオオカミの真っ黒な爪を見つけました。

「開けない、開けない、開けないよ。お母さんはそんなに爪が黒くないもん。」

そこで、オオカミは製粉所に行き、「俺の言う通りにしろ。さもないとお前を食べるぞ!」と怒りたっぷりに言いました。

店主は恐ろしくなって、オオカミの爪に小麦粉を振りかけてやりました。

 

オオカミはまたコヤギの家のドアを叩きにやってきました。「ドン、ドン、ドン」。

「よい子のコヤギよ、お母さんだよ。おいしいものをたくさん持って帰ってきたよ。」

コヤギたちは真っ白な爪を見ると、ドアの外に立っているにはお母さんだと思いました。

「お母さんお帰り。」

ドアが開くと、オオカミはサッと家に飛び込んできました。

「わ・・・・だめだ!」コヤギたちは叫びながら、慌てて家の中に隠れ始めました。

長男はテーブルの下に、次男はベッドの中に、三男はストーブの中に、四男はキッチンに、五男はタンスの中に、六男は洗面器で自分を覆い、七男は大きな置き時計の中に隠れました。

 

しかし、オオカミはすぐに彼らを見つけ出し、コヤギを一匹ずつ呑み込んでしまいました。

大きな置き時計の中に隠れていたあのコヤギだけが、食べられませんでした。

 

オオカミはおなかいっぱいになり、ゆらゆらと外に歩いていき、大きな木の下で眠りについてしまいました。しばらくして、お母さんヤギが帰ってきました。

「あら・・・やだ!何があったの?子供たち、早く答えて。」

しかし、一匹のコヤギだけが答えました。

「ぼくはここだよ、お母さん!」

「オオカミが来て、みんなを食べちゃったんだ。」お母さんヤギはすぐに外に飛び出しました。

 

するとオオカミが草の上で寝ているのを見つけました。

「おなかがまだ動いているわ。きっとこどもたちを助けられるわ。」

お母さんヤギはコヤギに「早く、はさみと針と糸を持ってきてちょうだい。」と言いました。

 

お母さんヤギがはさみでオオカミのおなかを切りさくと、コヤギたちは一匹ずつ中から飛び出してきました。

「わぁ!よかった!ぼくたち、助かった!」六匹のコヤギは一匹もケガをしていませんでした。

お母さんヤギは喜んでいるコヤギたちに「早く石を拾ってきてちょうだい。」と言いました。

 

「えっさ、えっさ、えっさ・・・・」

七匹のコヤギは力を合わせて石を運びました。

お母さんヤギはオオカミのおなかを石でいっぱいにし、あっという間に縫い上げました。

「よし、これでいいわ!」

ヤギの家族はすぐに隠れて、何が起こるかを見ていました。

 

まもなく、オオカミは目を覚ましました。

「あー、あれ!のどが渇いたな。きっと食べすぎたんだな。うん、そうだ、まずは水を飲みに行こう。」

しかし、オオカミが立ち上がろうとしたとき、

「お、まるでおなかにレンガが入っているようだ。」

オオカミは仕方なく井戸まで這って行きました、体を曲げて水を飲もうとしました。

しかし、体は重く、ついには―――「ぼっとん!」

オオカミはあっという間に井戸の中に落ちてしまいました。

 

これを見て、七匹のコヤギはみんな大喜びです。「やった!オオカミが死んだ!」

みんな飛び出して、お母さんヤギも一緒に、井戸を囲み、嬉しそうに踊りました。』

ある物語です。第20弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第20弾をお届けします。

皆さんは下の中国語の物語を読んで、何のお話しか想像できるでしょうか?

次回、タイトルと日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

『从前有个山羊妈妈,她有七个孩子。
一天,山羊妈妈要到森林里去找点吃的东西。

于是,她把七只小羊叫到跟前,一一叮嘱他们:“我不在的时候,
如果大灰狼来了,你们千万不要开门。”“大灰狼的嗓音是粗粗的,爪子是黑黑的。
凭这些,你们会一下子认出它来。”
七只小山羊说:“别担心,妈妈,我们会小心的。”

没过多久,“咚咚咚”,有人敲门。
“小山羊乖乖,我是妈妈,我回来了,带来好多好吃的东西。”
但是这声音听起来粗声粗气的,小山羊们大声回答:
“不开不开就不开,妈妈没你这么粗的嗓子。”

于是,大灰狼到商店里买了些滑石粉吃了,好让声音听起来柔细一些。
这下,他又来到小山羊的门前。
“小羊儿乖乖,我是妈妈,我回来了,带来好多好吃的东西。”
但是从门上的小缝里,小山羊们看到了大灰狼漆黑漆黑的爪子。
“不开不开就不开,妈妈没你这么黑的爪子。”

于是,大灰狼到磨坊恶狠狠地说:
“照我说的做,不然我吃了你!”
磨房主害怕了,给大灰狼的爪子上撒了些面粉。

大灰狼又来敲小山羊的门。“咚咚咚”。
“小山羊乖乖,我是妈妈,
我回来了,带来好多好吃的东西。”
小山羊们看到了白白的爪子,以为门外站着的是他们的妈妈。
“欢迎妈妈回来!”
门刚开,大灰狼“呼”地一下跳进屋子。

 “啊……,不!”小山羊们尖叫着,急忙在屋子里躲藏了起来。老大藏在桌子下,老二躲进被窝里,老三爬进炉子里。老四跑到厨房,老五溜进衣橱,老六用脸盆盖住自己,老七钻进落地大钟里。

但是大灰狼毫不费力地找到他们,把小山羊一个一个地吞到肚子里去,
只有躲在落地大钟里的那只小山羊没有被吃掉。
大灰狼吃得太饱了,他摇摇晃晃地走了出去,在一棵大树下睡着了。不久,山羊妈妈回来了。

 “哦……,不!出了什么事?
我的孩子,快回答我!”但是,只有一只小山羊回答说:
“我在这儿,妈妈!”
“大灰狼来了,把他们都吃掉了。”山羊妈妈赶紧跑了出去。

她看到大灰狼正躺在草地上睡觉。
“他的肚子还在动,也许我能把孩子们救出来。”
山羊妈妈对小山羊说:“快,去拿把剪刀和针线来!”

山羊妈妈用剪刀把大灰狼的肚子剪开,小山羊一个接一个地从里面跳了出来。
“噢!谢天谢地,我们得救了!”六只小山羊没有一只受伤。
山羊妈妈对兴高采烈的小山羊们说:“快去找一些石头来。”

 “嗨哟!嗨哟!嗨哟……”
七只小山羊一起搬着石头。
山羊妈妈把大灰狼的肚子填满石头,然后很快缝好。
“行了,就这样吧!”
山羊一家马上藏了起来,等着看会发生什么事。

不久,大灰狼醒过来了。
“唉呀,啊!真口渴,我一定吃得太多了。
嗯……对,最好先去喝点水。”
但是,当大灰狼想要站起来时……
“噢!我的肚子像是装了一吨砖头!”
大灰狼不得不爬到井边,弯下身子来喝水。
可是,他的身子是那么重,以致于——“扑通!”
大灰狼一下子掉到井里去了。

看到这些,七只小羊全欢呼起来:“好哇!大灰狼死掉了!”
他们冲了出来,和山羊妈妈一起,围着水井高兴地跳起舞来。』

前回の物語は・・・

皆さん、こんにちは。

前回の中国語の物語、どんなお話しかわかりましたか?

正解は・・・・

「カエルの王子様」でした。

それでは早速、日本語訳をどうぞ。

『遥か昔、人々の心の中の美しい願望は現実へと変わっていった。そんな羨ましい時代に、かつて一人の国の王がいた。王には何人もの娘がおり、みんなそれぞれに非常に美しかった。とくに彼の末娘は、天女のように美しく、見聞や知識のある太陽でさえ、彼女の顔を照らすたびに、彼女の美しさにうっとりとしていた。

国王の宮殿の近くには、うす暗い大きな森があった。この森の中にある一本の古い木の下には池があり、その池はとても深かった。暑い日には、王女はよくこの森に来て、涼しい池のほとりに座っていた。彼女はそこに座り、つまらなくなると、金の鞠を取り出し、空に向かって投げると、それをまた手で受けて遊んでいた。運悪く、あるとき、王女が二本の手を伸ばして金の鞠を取ろうとしたら、金の鞠は彼女の手には落ちずに、地面に落ちてしまった。そしてそのまま池の中に落ちてしまったのだ。王女は目を見開き、金の鞠を見たが、池の中に落ちた鞠はあっという間に見えなくなった。池の水はとても深く、底が見えない。王女は泣き出した。彼女の泣き声はだんだん大きくなり、悲しさでいっぱいになった。泣いていると、王女は突然誰かが大きな声で「おや、王女、どうしたんだい?こんなに泣いて、石でさえも悲しくなってしまうよ。」と言うのを聞いた。王女はこの声がどこから聞こえてくるのか知りたくてあたりを見渡すと、思いがけず一匹のカエルが水の中から気持ちの悪い大きな頭を出しているのを見つけた。

「あ、あなただったのね。水泳の名人さん。」王女はカエルに言った。「私がここで泣いているのは、私の金の鞠が池に落ちてしまったからよ。」

「わかった。大丈夫、泣かないで。」カエルは答えた。「ぼくは君を助けてあげることができる。もし君の金の鞠を拾ってこれたら、君はどうやってぼくにお返しをする気だい?」

「カエルさん、何でもほしいものをあげるわ。」王女は答えた。「私の服、私の真珠や宝石、頭に被っている金の冠、何でもあげるわ。」

この話を聞いて、カエルは王女に「君の服、君の真珠、宝石、それに金の冠、どれもぼくにはいらないよ。でも、もし君がぼくのことを好きなら、ぼくを君の友達にしてくれて、一緒に遊んだり、ごはんを食べるときにはぼくを君と一緒に一つのテーブルに座らせ、君の金の皿でものを食べさせ、君のワイングラスでお酒を飲ませ、夜は君のベッドに寝かせてくれ。もし君がこのことを全部受け入れてくれるなら、ぼくは池に潜り、君の金の鞠を拾ってこよう。」と言った。

「わかったわ、よかった。」と王女は言った。「あなたが私の金の鞠を拾ってくれるなら、あなたのすべての要求を受け入れるわ。」王女は口ではこう言ったが、心の中では、「このカエルは本当にバカね。うそよ!あんたは池の中で他のカエルとグワグワ鳴いている方がお似合いよ。人間と友達になんてなれるわけがないじゃない。」と思った。

カエルは王女の許しを得た後、頭を水の中につけると、すぐに池に潜っていった。間もなく、カエルが口に金の鞠をくわえ、水に浮かびあがってきて、草の上に吐き出した。王女は自分の大切にした玩具を見て、この上なく嬉しくなった。彼女は金の鞠を拾うと、すぐに駆けて行った。

「待ってよ!待ってよ!」カエルは大声で叫んだ。「ぼくを連れて行ってよ。ぼくはそんなに速く走れないんだよ。」

カエルは一生懸命に叫んだが、まったく役に立たない。王女はカエルが叫んでいるのを全く気にせず、まっすぐに家に帰ると、すぐに可哀想なカエルのことをきれいに忘れてしまった。カエルはピョンピョンとまた池に戻っていった。

次の日、王女は国王と大臣と食卓に座り、彼女の金の皿で食事をとり始めていた。突然、パタパタという音が聞こえてきた。その音にそって、何かが大理石の階段を跳ねて上がってくる。玄関につくと、ドアを叩きながら大声で叫んだ。「王女、早くドアを開けてくれ!」叫び声を聞いて、王女は急いで玄関まで走っていって、その声が誰のものかを確かめた。ドアを開けてみると、なんとあのカエルだった。入口の前できちんと座っている。王女はカエルをみると、急いでドアを閉め、身を引き返して席に戻った。とても怖かった。国王は王女が慌てている様子を見ると、「何をそんなに驚いているんだい?まさか外に巨人がいてお前を捕まえにきたわけではないだろう?」と聞いた。

「あ、違うの。」王女は答えた。「巨人とかじゃなくて、気持ちの悪いカエルよ。」

「カエルがお前に何の用事があるんだい?」「あのね、お父さん、昨日、私は森に行ったの。池のほとりに座っているときに金の鞠を池に落としてしまって、泣いていたら、カエルが私の代わりに金の鞠を拾ってきてくれたのよ。カエルが私の友達になりたい、って言うから私はそれに答えたの。でもまさか、池から出てきて、こんな遠い道を来るなんて。今彼は外にいて、私たちのところに入りたがっているのよ。」と、事の真相を話しているとき、またドアを叩く音とともに、大きな叫び声が聞こえてきた。

「王女よ、ぼくの愛すべき王女

はやくドアを開けてくれ!

君を愛する者が来たぞ

はやくドアを開けてくれ!

君は昨日のことを忘れたわけではないだろう

古い木の下の池のほとりで

池の水が深くて鞠が見えなくなったことを

君の口から言った約束を。」

国王はそれを聞くと、王女に「言ったことは守らなくてはならない。はやくドアを開けて彼を中に入れてあげなさい。」と言った。王女がドアを開けると、カエルはピョンピョンと中に入り、王女と一緒に席の前まで来ると、「ぼくを君の隣に座らせておくれよ!」と叫んだ。王女はそれを聞いて身震いしたが、国王はカエルの言う通りにさせた。

カエルは椅子の上に座らされると、不満げに、テーブルの上に乗りたがった。テーブルの上に乗ると、「君の金の皿をもう少し寄せてくれないか。これでぼくたちは一緒に食事ができるぞ。」王女は、そんなことはしたくなかったが、仕方なく彼女の金の皿を引き寄せた。カエルはそれは美味しそうに食べたが、王女はまったく食欲がわかない。

しまいには、カエルは「おなかがいっぱいになったら、少し疲れてきたな。君の寝室に連れて行って、君の布団をかけて一緒に寝よう。」と言った。

王女はこの冷たいカエルが怖くて、触るのも嫌だった。それなのに自分の清潔できれいなベッドに寝たいと聞いて、泣き出してしまった。

国王は王女のこの様子を見て、怒りながら言った。「困っているときに助けてくれた人には、たとえ誰であれ、差別をしてはならない。」

そこで、王女は二本のきれいな指でカエルをつまむと、寝室の角に置いた。しかし、彼女がベッドに横になると、カエルはベッドの傍までやってきて、「ぼくも疲れたよ。ぼくもベッドの上で寝たいよ。ぼくを乗せておくれ。じゃないと君のお父さんに言いふらすぞ。」と言った。

それを聞くと王女は我慢ができなくなり、カエルを掴むと、壁に向かっておもいっきり投げつけた。

「寝たいなら寝なさい。この不細工で気持ちの悪い奴!」

誰が想像していただろうか。カエルが地面に落ちると、なんとそれはもうカエルではなく、一人の王子に変わっていたのだ。目が輝き、顔いっぱい笑みを浮かべた王子ではないか。このときはじめて、王子は王女に実は意地悪な魔法使いに魔法をかけられ、王女以外には誰も彼を池から救い出すことができなかったことを明かした。そこで、国王の指示に従い、彼は王女の親密な友達となり伴侶となり、明日、二人は彼の国に戻ることになった。次の日の朝、太陽が山にのぼると、八頭の馬を従えた大きな馬車が玄関に停まっていた。馬の頭にはきれいな羽毛が挿してあり、ゆらゆらと揺れていた。馬の体には金に輝く馬具が付けられていた。馬車の後ろには王子の忠実な家来であるハインリヒが立っていた。ハインリヒは主人がカエルに変えられてしまった後、悲しみに暮れ、自分の胸に三本の鉄の帯を着け、悲しみで胸が張り裂けないようにしていた。

馬車は若い王子を国に帰すために迎えにいった。忠実なハインリヒが主人と王妃を馬車に乗せると、自分はまた馬車の後ろに立った。二人は出発して間もなく、突然パキパキという何かが裂けるような音を聞いた。途中、パキパキという音は何度か聞こえ、その音が聞こえる度に二人は馬車の何かが壊れたのではないかと思っていた。実はそんなことはなく、忠実なハインリヒが主人の幸せそうな姿を見て、喜びにあふれ、胸に着けていた鉄の帯が一本一本外れて落ちたのだった。』

ある物語です。第19弾

皆さん、こんにちは。

今回は「ある物語」シリーズ第19弾をお届けします。

皆さんは下の中国語の物語を読んで、何のお話しか想像できるでしょうか?

次回、タイトルと日本語訳を載せます。

それでは、どうぞ。

『在遥远的古代,人们心中的美好愿望往往能够变成现实。 就在那个令人神往的时代,曾经有过一位国王。 国王有好几个女儿,个个都长得非常美丽;尤其是他的小女儿,更是美如天仙,就连见多识广的太阳,每次照在她脸上时,都对她的美丽感到惊诧不已。
国王的宫殿附近,有一片幽暗的大森林。 在这片森林中的一棵老椴树下,有一个水潭,水潭很深。 在天热的时候,小公主常常来到这片森林,坐在清凉的水潭边上。 她坐在那里感到无聊的时候,就取出一只金球,把金球抛向空中,然后再用手接住。 这成了她最喜爱的游戏。
不巧的是,有一次,小公主伸出两只小手去接金球,金球却没有落进她的手里,而是掉到了地上,而且一下子就滚到了水潭里。 小公主两眼紧紧地盯着金球,可是金球忽地一下子在水潭里就没影儿了。 因为水潭里的水很深,看不见底,小公主就哭了起来,她的哭声越来越大,哭得伤心极了。 哭着哭着,小公主突然听见有人大声说:”哎呀,公主,您这是怎么啦?您这样嚎啕大哭,就连石头听了都会心疼的呀。”听了这话,小公主四处张望,想弄清楚说话声是从哪儿传来的,不料却发现一只青蛙,从水里伸出他那丑陋不堪的肥嘟嘟的大脑袋。
“啊!原来是你呀,游泳健将,”小公主对青蛙说道,”我在这儿哭,是因为我的金球掉进水潭里去了。”
“好啦,不要难过,别哭了,”青蛙回答说,”我有办法帮助您。要是我帮您把您的金球捞出来,您拿什么东西来回报我呢?”
“亲爱的青蛙,你要什么东西都成呵,”小公主回答说,”我的衣服、我的珍珠和宝石、甚至我头上戴着的这顶金冠,都可以给你。”
听了这话,青蛙对小公主说:”您的衣服、您的珍珠、您的宝石,还有您的金冠,我哪样都不想要。不过,要是您喜欢我,让我做您的好朋友,我们一起游戏,吃饭的时候让我和您同坐一张餐桌,用您的小金碟子吃东西,用您的小高脚杯饮酒,晚上还让我睡在您的小床上;要是您答应所有这一切的话,我就潜到水潭里去,把您的金球捞出来。”
“好的,太好了,”小公主说,”只要你愿意把我的金球捞出来,你的一切要求我都答应。”小公主虽然嘴上这么说,心里却想:”这只青蛙可真够傻的,尽胡说八道!他只配蹲在水潭里,和其他青蛙一起呱呱叫,怎么可能做人的好朋友呢?”
青蛙得到了小公主的许诺之后,把脑袋往水里一扎,就潜入了水潭。 过了不大一会儿,青蛙嘴里衔着金球,浮出了水面,然后把金球吐在草地上。 小公主又见到了自己心爱的玩具,心里别提有多高兴了。 她把金球拣了起来,撒腿就跑。
“别跑!别跑!”青蛙大声叫道,”带上我呀!我可跑不了您那么快。”
尽管青蛙扯着嗓子拼命叫喊,可是没有一点儿用。 小公主对青蛙的喊叫根本不予理睬,而是径直跑回了家,并且很快就把可怜的青蛙忘记得一干二净。 青蛙只好蹦蹦跳跳地又回到水潭里去。
第二天,小公主跟国王和大臣们刚刚坐上餐桌,才开始用她的小金碟进餐,突然听见啪啦啪啦的声音。 随着声响,有个什么东西顺着大理石台阶往上跳,到了门口时,便一边敲门一边大声嚷嚷:”小公主,快开门!”听到喊声,小公主急忙跑到门口,想看看是谁在门外喊叫。 打开门一看,原来是那只青蛙,正蹲在门前。 小公主见是青蛙,猛然把门关上,转身赶紧回到座位,心里害怕极了。 国王发现小公主一副心慌意乱的样子,就问她:
“孩子,你怎么会吓成这个样子?该不是门外有个巨人要把你抓走吧?”
“啊,不是的,”小公主回答说,”不是什么巨人,而是一只讨厌的青蛙。””青蛙想找你做什么呢?”
“唉!我的好爸爸,昨天,我到森林里去了。坐在水潭边上玩的时候,金球掉到水潭里去了,于是我就哭了。我哭得很伤心,青蛙就替我把金球捞了上来。因为青蛙请求我做他的朋友,我就答应了,可是我压根儿没有想到,他会从水潭里爬出来,爬这么远的路到这儿来。现在他就在门外呢,想要上咱这儿来。”正说着话的当儿,又听见了敲门声,接着是大声的喊叫:
“小公主啊我的爱,
快点儿把门打开!
爱你的人已到来,
快点儿把门打开!
你不会忘记昨天,
老椴树下水潭边,
潭水深深球不见,
是你亲口许诺言。 “
国王听了之后对小公主说,”你决不能言而无信,快去开门让他进来。”小公主走过去把门打开,青蛙蹦蹦跳跳地进了门,然后跟着小公主来到座位前,接着大声叫道,”把我抱到你身旁呀!”
小公主听了吓得发抖,国王却吩咐她照青蛙说的去做。 青蛙被放在了椅子上,可心里不太高兴,想到桌子上去。 上了桌子之后又说,”把您的小金碟子推过来一点儿好吗?这样我们就可以一快儿吃啦。”很显然,小公主很不情愿这么做,可她还是把金碟子推了过去。 青蛙吃得津津有味,可小公主却一点儿胃口都没有。 终于,青蛙开口说,”我已经吃饱了。现在我有点累了,请把我抱到您的小卧室去,铺好您的缎子被盖,然后我们就寝吧。”
小公主害怕这只冷冰冰的青蛙,连碰都不敢碰一下。 一听他要在自己整洁漂亮的小床上睡觉,就哭了起来。
国王见小公主这个样子,就生气地对她说,”在我们困难的时候帮助过我们的人,不论他是谁,过后都不应当受到鄙视。”
于是,小公主用两只纤秀的手指把青蛙挟起来,带着他上了楼,把他放在卧室的一个角落里。 可是她刚刚在床上躺下,青蛙就爬到床边对她说,”我累了,我也想在床上睡觉。
请把我抱上来,要不然我就告诉您父亲。 “
一听这话,小公主勃然大怒,一把抓起青蛙,朝墙上死劲儿摔去。
“现在你想睡就去睡吧,你这个丑陋的讨厌鬼!”
谁知他一落地,已不再是什么青蛙,却一下子变成了一位王子:一位两眼炯炯有神、满面笑容的王子。 直到这时候,王子才告诉小公主,原来他被一个狠毒的巫婆施了魔法,除了小公主以外,谁也不能把他从水潭里解救出来。 于是,遵照国王的旨意,他成为小公主亲密的朋友和伴侣,明天,他们将一道返回他的王国。 第二天早上,太阳爬上山的时候,一辆八匹马拉的大马车已停在了门前,马头上都插着洁白的羽毛,一晃一晃的,马身上套着金光闪闪的马具。 车后边站着王子的仆人–忠心耿耿的亨利。 亨利的主人被变成一只青蛙之后,他悲痛欲绝,于是他在自己的胸口套上了三个铁箍,免得他的心因为悲伤而破碎了。
马车来接年轻的王子回他的王国去。 忠心耿耿的亨利扶着他的主人和王妃上了车厢,然后自己又站到了车后边去。 他们上路后刚走了不远,突然听见噼噼啦啦的响声,好像有什么东西断裂了。 路上,噼噼啦啦声响了一次又一次,每次王子和王妃听见响声,都以为是车上的什么东西坏了。 其实不然,忠心耿耿的亨利见主人是那么地幸福,因而感到欣喜若狂,于是那几个铁箍就从他的胸口上一个接一个地崩掉了。』

中国語と日本語の長さの違い

皆さん、こんにちは。

最近読んだ本の中で面白いことを言っているのを見つけました。

それは、「中国語と日本語で同じことを言うときに、明らかに中国語の方が短く、日本語の方が長い。だから、もし同じ講義を受けるなら中国語で受けた方が多くを学べる。」というものです。

たしかに、この中国語の文と日本語の文の長さの違いについて、私も感じていたことはあります。

例えば、「我去中国。」と「私は中国に行きます。」

        「我得去中国。」と「私は中国に行かなければ行けません。」

どちらも同じ意味ですが、文字数にすると、4対9、5対16のように明らかに中国語の方が少ないのです。

こうなると、この本の作者が言っているように、中国語で同じ時間講義を受けたとしたら、日本語よりも多くを学べるのでしょうか?

だとしたら、中国人は日本人よりも頭がよいということになります(笑)

すごく面白い観点ですが、実際のところどうなのか、是非、実験をしていただきたいものです。